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日帝とナチのほのぼの?(でないときもある)を見てみたい…
⚠本作は[NTR……]とは全くの別物です
性格とかも全然違います
設定
・大日本帝国(19歳・女性)
・真面目
・家事が得意
・感情をあまり表に出さない
・ナチス・ドイツ(20歳・男性)
・普段は冷静
・不器用
・恋人には優しい
連合国も出てきますが…一人一人の性格考えるのめんどくさい…もしかしたら書くかも? 後ナチと日帝は付き合ってないよ〜
じゃあどうぞ〜
「敗戦後、居場所を失った二人が静かに暮らしている」
窓を叩く雨音で、大日本帝国は目を覚ました。
薄暗い部屋の中で、時計の針は午前六時を指している。
隣を見ると、ナチス・ドイツはまだ眠っていた。
整った顔立ちは寝ていても変わらないが、起きている時よりずっと幼く見える。
大日本帝国は少しだけ微笑んだ。
「……起きてください」
肩を軽く揺する。
反応はない。
もう一度揺する。
「朝ですよ」
「……あと五分」
「昨日も同じことを言いました」
「今回は本当に五分だ」
絶対に嘘だ。
彼女は知っている。
だから容赦なく布団を剥がした。
「冷たい!」
「起きない方が悪いんです」
ナチス・ドイツは恨めしそうに彼女を見た。
しかし結局、観念したようにベッドから降りる。
そんなやり取りが、二人の日常だった。
かつて世界を巻き込む戦争の中心にいた存在。
今は小さな一軒家で暮らしている。
栄光も、権力も、軍隊もない。
残ったのは二人だけだった。
朝食は味噌汁と焼き魚だった。
「相変わらず魚ばかりだな」
「文句があるなら作ってください」
「俺が作るとソーセージになるぞ」
「それは知っています」
「嫌そうな顔をするな」
「栄養が偏ります」
ナチス・ドイツは肩をすくめた。
こういう他愛のない会話は嫌いではない。
むしろ好きだった。
静かで。
平和で。
誰も傷つかない。
そんな時間を、昔の自分は知らなかった。
食器を洗っていると、不意に背後から声がした。
「なあ」
「なんですか」
「お前は後悔してるか」
その言葉に、彼女の手が止まった。
蛇口から流れる水だけが音を立てる。
何を指しているのかは聞かなくても分かった。
戦争。
敗北。
失ったもの。
全部だ。
しばらく沈黙が続く。
やがて大日本帝国は静かに答えた。
「毎日です」
指先がわずかに震えた。
冷たい水に触れているはずなのに、遠い昔の記憶が胸を締め付ける。
ナチス・ドイツは何も言わなかった。
「でも」
彼女は続ける。
「後悔しているからこそ、今を大切にしたいんです」
振り返る。
その瞳は少し寂しそうだった。
「過去は変えられませんから」
ナチス・ドイツはゆっくり目を伏せた。
彼もまた、同じだった。
消したい記憶もある。
忘れられない声もある。
夢に出ることさえある。
それでも朝は来る。
生きている限り。
「……そうだな」
短く答える。
すると彼女は少しだけ笑った。
「今日は買い物に行きますよ」
「話題の切り替えが早いな」
「卵がありませんので」
「それは大問題だ」
二人は顔を見合わせた。
そして少しだけ笑った。
雨はまだ降り続いていた。
けれど部屋の中は、不思議と暖かかった。
ここで終了だぁ〜
続けるか分からないので期待しないでね
コメント
1件
あ、これ…めっちゃエモいやつじゃん😭💕 タイトルも「雨の日の朝」で始まる日常の静けさ、でも二人の間には戦争とか過去とかめちゃ重たいものがあるのに、「卵がないので」みたいな小さな会話で日常に戻るところがもう…染みた。特に「毎日です」って後悔を認めるところ、そこで終わらせず「でも今を大切にしたい」って続けるのが本当にグッときたよ…。雨の日の朝なのに部屋の中が暖かいっていうラストの一文、良すぎる。 続きがめっちゃ気になるけど無理しないでね〜☺️💕