テラーノベル
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浅草若葉
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100点を取っても、リレーで1番でもママとパパは私を見てくれなかった。
私は見て欲しくて、小学校も中学校も頑張って、頑張ってずっと良い成績を取り続けた。それでも見て貰えなかった。そんな私は高校生になった。相変わらず良い成績を維持している。私はクラスメイトに、先生に囲まれて過ごしている。嬉しい。なのに 「愛」に飢えていた。
そんなある日、私はSNSを初めて見た。クラスの子達もやっている、匿名性の強い、とても人気なSNS。初めは「学校終わった!」とか「クラスの子とパフェ食べた!(写真)」とかそんな平和な日常を投稿していた。
でも、TLに流れてきた『裏垢女子』と言う存在を知ってから、新しい垢を作り際どい写真を投稿を始めた。「お風呂中〜♩(写真)」や「今日の下着!(写真)」「こんな角度からも撮ってみた👀(写真)」次第にフォロワーが増え、DMでのやり取りも増えた。そして、越えてはいけない一線を越えた。 今思うと、私は「愛」に盲目になっていたのかもしれない。
知らない人に裸の写真を送り、送られ、知らない人と会っては抱かれ、一夜を過ごした。
そんなある日、また同じように知らない人と会う約束を交わし、待ち合わせ場所で待っていた。
「もしかして—— ,」
少し遅れて、その人は来た。少し小汚くて、ちょっと不気味な人。他の人と同じようにその人とホテルへ行き裸になる。そして一緒にベッドに寝る。
抱き合って、お互いヘロヘロになった。その時、彼は自身のカバンを漁りキラリと光何かを取り出した。
「…え?」
ナイフだった。
「ごめんね、驚かせちゃったよね。ぼくね、キミみたいな子を気持ちよくするのが趣味でね?だからね、いいよね、今、もっと気持ちよくしてあげるからね」
やだ、やだ、こわい。ベッドの上、逃げ場なんてない。さっきよりもずっとえろい目で私を見ている。怖い。ねえ、怖い。
「い、、いや……」
「大丈夫。少し痛いだけだからね。すぐ気持ちよくなるよ」
ナイフの先が私のお腹に刺さる。痛い。バッと口を布団で塞がれる。怖くて息ができない、苦しい、痛い。
「ほら、きもちよすぎて声も出せないね」
目の前が暗くなってく。声が段々と遠のく。
私はただ、愛されたかっただけ。誰かに愛されたかっただけなのに。なんで、
コメント
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くもがくれさん、第2話を読ませていただきました。心臓がぎゅっとなるような、重くて繊細な話でしたね。主人公の「愛されたい」という根っこの欲求が、SNSの闇に飲み込まれていく過程が、本当に生々しくて。ラストの「なんで、」の余韻が尾を引きます。読んでいて苦しかったけれど、目を背けられないテーマだと感じました。次が気になります……。