kn side
帰り道、 先に口を開いたのはnakamuだった
nk「ねぇきんときってシャークんのことどう思ってる?」
突然のことに驚いていると立て続けに口を開いた
nk「俺は虐めるのに丁度良いなって思って近づいたからさ。やっぱきんときもそんな感じ?」
昼休みに良い奴だと思ったのは間違いだったようだ
kn「そんな訳ないじゃん。シャークんを守るためだよ」
nk「へぇ」
kn「だから…シャークんに手出したら許さないから」
このぐらい言っておけば手出しずらいだろう
nk「なら安心だね」
…?どういう意味だ?
kn「どういうこと?」
nk「きんときが悪い奴じゃないか審査…的な?」
kn「なんでnakamuがそんなことしてるの?」
nk「実はシャケとは同じ中学で、シャケが虐められてる所を俺が助けたんだよね」
kn「!そうだったのか」
nk「だからその時から俺がシャケのこと守らなきゃー!って思ってさ」
kn「それならその使命、俺が譲り受けるよ 」
シャークんを守るのは俺であってほしい
“将来を約束”した俺だから
nk「任せたよ、きんとき」
「…でもなんで今日転校して来たばっかなのにそこまでシャケにこだわってるの?」
少し喋りすぎてしまったかもしれない
kn「いやぁやっぱ虐めってよくないし?シャークんって綺麗な顔してるし虐めるには勿体無いというかぁ…」
我ながら素晴らしいほどにわかりやすい動揺だ
nk「wそっか」
「でも、もしいつか本当の理由を話す気になったらいつでも言ってよね」
kn「わかった、ありがとう 」
いつか本当のことを話そう…
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