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金髪の彼に用意されるコーヒーを待つ。特に何も言われていないし、特に何も言っていないが、香ばしい香りがほんのりとする。この情報だけで分かる。ほら、来たコトっという音を立て、木製の机の上に挽きたてのコーヒーを置く。彼が淹れるコーヒーはほぼ完璧、最高級だ
「類、今日の依頼は、26歳の女性から」
「おや、?寧々達と同い年だね」
いつものように、コーヒーを啜りながら、依頼主と、その依頼についてを話す
「まあ、寧々だからな」
「へぇ、、僕等の大切な仲間を、巻き込むとは」
「いい度胸をしているな…」
かなり怒った顔で、前を睨みつける、流石の僕でもこれには、物怖じをする
「そして、依頼についてだけどストーカー事件とみた」
「正解。寧々は18時頃に、舞台を出る」
と、その後を当てたのに、驚きもしないまあ、いつもやっているしね…
「家まで15分程度かかり、その」
「その後半、約半分の8分間をつけられている、とか?」
「流石、大当たり」
「今日で、僕の517勝目だね」
「ここまで来ると、流石に怖いぞ?名探偵、」
少し、青ざめたような顔をして、此方を見るやっぱり、顔が青ざめても、かっこいいなと思う
「ふふふっ、助手にそんな事を言われるとは心外だね」
「そのような顔はしていないのだが……」
呆れたような顔で彼は言う
「さあ、司君、行こうか」
「嗚呼!」
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………………………………………………………………「____内容をまとめると、」
「僕等が、18時15分頃にくる寧々を、家の中で待つ」
「そして、階段の下で見ている奴を俺等がとっ捕まえる。」
「という事でいいのかな?」
首を傾げて水色のメッシュが入った彼は言う
「うん、お願い、もう頼れるのが…探偵の2人しかいなくて、!えむにも頼んだんだけど、二人で帰ってる時は現れなくて、えむは、いま外国に行ってるし…」
怯えた顔で、寧々も言う
「任せろ。」
と、俺も言う
「あと、ストーカーの性別は、分かるかな?」
「あ、髪の毛を縛っていたから、多分女だと…」
「絶対に寧々を安心させるよ、それが仕事だしね」
「あ、そうだ、寧々ってゲーム、してるよね」「え、うん、してるけど」
「その中で、仲のいい人とか、いないかい?」
「いる、けど、!男の人、」
この質問に、どのような意図があるのかは分からないが、彼が依頼主に無駄な事は聞いた事がないから、なにか、作戦でもあるのだろう
「それじゃあ、早速お宅へ行かせても大丈夫かい?」
「うん、」
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…………………………………………………………………
「お邪魔します」と、礼儀正しく、ぺこりと頭を下げるその時にサラッとたれる、水色のメッシュが好きだ
「あ!お茶とかだすね」
「あ、気を遣わせてしまい申し訳ないな…」
「そこに座っていて大丈夫だよ、司君が、寧々の心を落ち着かせる、コーヒーを淹れてくれるよ」
と、微笑みながら勝手に言うまぁ、別にいいんだが…
「あの、わがまま言ってもいい?」
「?」
「ほっ、ホットココアが、飲みたい……!」
「ホットココア?」と、2人、口を揃えて言う
「うん、お母さんが、私を落ち着かせる時に、つくってくれてたんだ」
「だから、いつも落ち着く時にはこれを飲んでいた、と」
お得意の推理で、その後の展開を予想する
「うん、流石、探偵だね」少し吃驚しながら、いつも通り冷静に微笑する
「それじゃあ、私、メイクとかもあるから行くね」
「ああ、分かった」
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