並木度馨×一ノ瀬四季
⚠注意⚠
かおしき
猫化(馨さんが)
桃のご都合能力
大丈夫な方はどうぞ~
「馨さんが猫化したぁぁあ!!?? 」
「声がデケェんだよ、クソが」
俺が発した声量のデカさにチッ、と舌打ちをした真澄隊長。
いやいや、普通驚くだろ……!
「マジかぁ……」
なんと、まさかの馨さんが猫化したらしい。
真澄隊長の話によれば何でも、桃の能力らしく、不意打ちを狙った攻撃で馨さんが猫化してしまったとか。
「え、馨さん大丈夫なん……?それ……身体に支障とか……」
猫化した馨さんへの好奇心より、心配の方が勝ち不安になる。
「その桃を尋問したところ、数日で能力が解除されるみてぇだから問題ねぇよ。日常生活に少し支障が出るだけだ。」
真澄隊長の言葉にほっ、と安堵の息を吐く。
そんなに深刻そうな状況じゃなさそうだな……
「でもやっぱ心配だし、馨さんのとこ行ってくる!」
「馨さん居るー?」
馨さんの部屋のドアを開け、中に入る。
「あれ、四季くん?僕に何か用かな。」
仕事中だったのか、椅子に腰掛けたまま、こちらを振り返った馨さん。
いつも通りの馨さんの様子に安心する。
「……!馨さん、それ……っ!」
馨さんへの心配がなくなった今、俺の目は馨さんの頭に釘付けになっていた。
真澄隊長の言う通り、頭には猫耳が生えていて、お尻から生えたしっぽが時折揺れている。
「あぁ、これのこと?」
そう言いながら耳としっぽを指で差した馨さん。
そんな馨さんに両手を合わせて懇願した。
「お願い、馨さん!ちょっとでいいから触らして……!」
お願いお願い、とねだるように馨さんの顔を見つめながらせがむ。
「少しだけだよ?」
「やった!」
馨さんの方に近づき、頭に生えている猫耳に手を伸ばした。
「失礼しまぁす……!」
もふっ
「……!うぉぉ〜!すげー!!」
馨さんの猫耳に手を伸ばした途端、ふわふわな毛が俺の手を包みこんだ。
さわさわ
「馨さん、すっげー柔らかいぜ!」
ふわふわとした触り心地が気持ちよくて、余計に耳に触れる手が止まらない。
しかもただ生えているだけじゃなく、ちゃんと血が通っているのか温かかった。
ずぼっ
「……っ、四季くん、それ以上は……」
猫耳のことで頭がいっぱいの俺には、馨さんの声なんて聞こえていなかった。
ずぼ、すり〜、ッ
「……っ!」
耳の中もふわふわであったか___。
「四季くん……ッ」
ドサッ
いきなり腕を掴まれたかと思った瞬間、そのままベットに押し倒された。
「え……?」
すぐには何が起きたか分からず、呆然と馨さんの顔を見つめる。
「猫の耳は敏感なんだよ。」
そう言った馨さんの熱い吐息が耳に吹きかかる。
熱の籠もった馨さんの手が俺の耳に触れた。
「へ、ぁ……馨さ……」
少しばかり余裕のない馨さんの表情にどきっ、と胸が高鳴る。
「そんなに触れられると興奮しちゃうんだけど。」
俺を見つめる馨さんの瞳が熱を帯びていた。
どーも、しもんです。
授業中にパッ思いついたやつ書いてみました。
読み切りにしようか、続き書こうか迷い中です。
続き書くならR18になると思うんですけど……
まぁその辺は後で考えるとして、今回も最後までありがとうございました!
それではまた〜👋👋
コメント
3件

続き楽しみにしてます(*^^*)
ぎゃー!!薫さんが猫化!!??何それ最高すぎッッッ!!💕💕 え、続きめちゃくそ見たいです、四季くんが襲われるとこ見たいッッお願いしますしもん様ぁ…泣😭😭