ぼんドズ
日常の切り抜き
同棲はしてるしてないは想像にお任せ
「もーそろそろ夏ですねー」
「ですねー今年あんまり梅雨っぽくなかったですよね?」
ぼんさんと二人。ベランダで話している。
ついさっき生配信が終わって、ちょっとした休憩だ。
ぼんさんはいつものように煙草を吸っている。
「ねー。ドズルさん雨好きです?」
「いやぁー…僕はあんまりですかね。ぼんさんは?」
「んー…まぁまぁ好きですよ?」
「雨の日って傘があって、並んで歩いてても距離があいちゃうじゃないですか。」
「でも雨の日はお家でゆっくりできますよ?」
「…確かに。」
「ふふっ。ドズルさん、流されやすくないですか?」
「そ、そんなこと…ない…ですよ。」
「いやぁーどーかな?催眠とかもかかりやすかったじゃないですか。」
「そ、それはその…」
「ま、そんな素直なとこも好きですけどね。」
「…っ!」
急にこーゆーこと言うんだから、この人は。
いつもドキドキさせられる。
「あれ?耳赤くない?」
思わず手で耳を隠す。
「ぼ、ぼんさんが急にす…好きとか言うからですよ!」
「照れちゃったの?かーわい。」
「か、からかわないでくださいよ…」
「……ね、ちょっとだけ息、止めててくれる?」
「?いいですけど、なんで…」
「いーからいーから、はい、吸ってー」
「えっ?あ、スーーッ」
急に言われたが、言われるがまま息を吸う。
「ん、止めて。」
「んむ。」
そう言ってぼんさんは、煙草の煙を吸って、フーッと僕の顔に吹き掛けた。
「わっ!ゲホッゲホッ…」
「あーもう、息止めててっていったじゃんか…ごめん、大丈夫?」
僕のまわりの煙を手で払いながら優しく声をかけてくれる。
いやまぁ、あなたがかけた煙ですけどね?
「だ、大丈夫ですけど…なんで煙吹き掛けたんですか?」
「…意味知らないの?」
「え、はい。なんか意味あるんですか?」
「んー…とね。」
コソッと耳打ちされる。
「~~っ!!ぼ、ぼんさんのばか!」
「ええっ!?なんでよ!」
「な、なんでもです!」
「なんで怒っちゃったのよ!」
「怒ってないです!」
「怒ってるでしょ!」
「は、恥ずかしかっただけです!!」
囁かれた言葉が、頭のなかで繰り返される。
『夜の、お誘いってコトだよ。』
診断メーカーより
『どうやらぼんさんは夕方のベランダで怒られているようです。』
コメント
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チ───(´-ω-`)───ン誰か…一緒にお墓行こうぜ☆
はぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!(発狂しながら崩れ落ちる) 推しイケメンや…推しのいるかぷは全て大好きで溢れてる気がする(?)