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そして車内では…
友美：ねぇ隼也
隼也：…何？
友美：今ってどこで働いてるの？
隼也：製造業だよ
友美：そうか…
隼也：お前はどこなの？
友美：私は制作会社で働いてるよ
隼也：へぇ〜…
友美：企画制作とかやってる
隼也：すげぇな〜
隼也：てかお前、今日どうやって来たの？
友美：電車で来た
隼也：電車！？よくここまで来れたな
友美：まぁ駅から近かったし
隼也：しゃーねーから駅まで送るわ
友美：え、良いの？
隼也：あぁ。その為に俺に車乗って良いか聞いたんだろ？
友美：それもあるけど…隼也とちょっと２人で話したかったし…
隼也：まぁいいや。とりあえず送るわ
友美：ありがとう
すると、友美が話を切り出す
友美：あのさ、隼也…
隼也：何？
友美：私たちってさ…前の関係に戻る事って出来るのかな…？
隼也：無理だろ。あんな事があった後で
友美：そうだよね…
２人は高校２年の頃に交際に発展していたが、ある事件がきっかけで破局している
隼也：今更戻るのは無理があるだろ
友美：そうだよね…
友美：（私はまだ好きなんだけどな…）
隼也：それに、復縁したって何があるか分かんねぇもん
友美：うん…
友美：（ダメか…）
友美は、再び隼也に想いを抱いていた
そして数分後、友美の最寄り駅に到着した
隼也：着いたぞ
友美：うん…ありがとう…
隼也：気を付けて帰れよ
友美：ありがとう…じゃあまたね…
隼也：おう
隼也：（もう会う事ないと思うけど…）
復縁する気のない隼也と、もう一度隼也とやり直したい友美だった
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