敦 「過去の記憶?」
えっと、僕は、、、あれ?モヤがかかったように思い出せない、
太宰「全部忘れてるんだね、」
敦 「あれ?何があったんですか?」
敦 「あの皆さん、知ってます?」
敦がみんなの顔を見るが、探偵社のみんな顔を背ける。雰囲気が重くなったような気がした。
僕、不味いこと聞いちゃったのかな?
敦 「み、みなさん?」
太宰 「いや〜本当に記憶が消えてるんだね、すご〜い」
話をはぐらかされた?そんなまずい過去だったのかな、もしかして泥棒でもしてた???
太宰 「あ、別に犯罪とかしてた訳じゃないから大丈夫だよ」
敦 「え?」
太宰 「顔に書いてあるよ」
敦 「やっぱ、嘘つけるようにならなきゃな、」
太宰 「ダメだよ!敦くんはそのままがいいんじゃないか!!」
敦 「も〜、太宰さん!!」
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今日は、僕一人で猫探しに来ていた
なかなかいないなー、、なんて思ってた時にある人に話しかけられた
??? 「お前、敦か?」
敦 「えっと、どちら様でしょうか?」
この人を見ていると寒気がする。なにか、心の奥が痛くなるような、、、これは、恐怖心?
その人が持っている記事が目にとまる
敦 「それは、僕の記事、、」
??? 「、私はお前の活躍を見て、、」
敦 「活躍?飛行船の事件ですか!」
??? 「そうだ」
敦 「あ、その前に、名乗ってませんでしたね、僕は中島敦といいます」
??? 「私は、、院長だ、」
敦 「院長?どこかの経営でもされてるんですか?」
院長 「、、、お前、記憶が、、」
敦 「あ、もしかして僕と前知り合いでしたか? 僕、昔の記憶無くしてしましって、」
院長 「、、、そうか、」
敦 「あの、すいません、、」
院長 「いや、いい」
敦 「えっと、その花束何処かに行くところでしたか?」
院長 「いや、これはお前に、、」
敦 「え?僕にですか?ありがとうございます」
院長 「、、、よく頑張ったな、、」
敦 「、、、」
なんだ今の悪寒、、何か心が痛い、痛い、痛い
初めての感覚だ、、、いや、前にもあったような、、
敦 「え、えっと、すいません、これから依頼があるので、、」
院長 「そうか、」
敦 「し、失礼します」
少し離れてから大きく息を吸う
怖い、怖い、怖い、、、なんだ、何があったんだ、、探偵社のみんなは知ってるのかな?
帰ったら聞いてみよう、、
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敦 「ただいま帰りました」
太宰 「お疲れ様ー、ん?その花束はどうしたんだい?もしかして、女の子かい?」
敦 「そんな訳ないじゃないですか、、」
敦 「なんか、院長っていう人に貰って、、」
鏡花 「院長、、あつし!!何もされなかった!??」
敦 「え、何もされなかったけどどうしたの? 鏡花ちゃんらしくないよ?」
鏡花 「いや、なんでもない、、」
敦 「本当に?怖い顔してるよ、、」
鏡花 「大丈夫、」
敦 「あ、そうだ、その院長の事についてなんですけど、昔僕とあった事が会ったらしくて、どんな人だったか教えて欲しいんです」
太宰 「残念ながら、私は何にも知らない」
敦 「そうですか、、」
何かわかると思ったのに、残念だな、、
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ニュースです
〇〇丁でトラックと歩行者の衝突事故がありました
被害者は即死で、孤児院の院長をやっていたそうです
トラックの運転手は、、、、
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