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「 ん、おはよ。辰美くん。 」


軽やかに電車内に登場してきたのは五木だった。


「 あ、おはよ。五木もこの時間だったんだ。 」


「 うん。この電車なら大体いい感じの時間に着くっしょ? 」


「 まぁ、そうだね。 」


そういって五木は俺の隣に座る。


白のジャージに紺色のポイントライン。

そしてその紺色のラインに沿うように濃い赤色の細い線が入る

ジャージを着ている五木の話を聞いていると電車が発車する。


「 今日、練習何だと思う? 」


さっき一人で考えてたことを五木にも聞いてみた。










燕帝山 高校 排球部 の 日常

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