【ワンダショ闇堕ち】司視点
三年前
「お兄ちゃ〜んッ!今日のショーも良かったね!」
「ハッハッハッ!だろう?」
「うんッ!あ、あたし練習だ…!」
「そうか!行ってらっしゃい!」
「お兄ちゃんも頑張ってね!」
…俺に悪質なファン…いや、アンチがいたみたいで、ソイツらは咲希から情報を得ようとしていた。
だけど、咲希は何度殴られても、蹴られても情報を言わなかった。
誇らしいと思う。
咲希は、最後まで俺を守り抜いてくれたのだから。
でも、
「ありがとう」
を伝える前に、ソイツらのせいで死んでしまった。
そこから人前に出る、目立つショーを嫌いになってしまった、というより…トラウマになってしまった。
もう二度とやりたくない。
この先も、今も。
…未来のスターだなんて、くだらない。
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