テラーノベル
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向 ) 初めまして …
俺はたどたどしくなりながらも会話を続けた
?? ) 初めまして っ !!
佐 ) 俺は佐久間だよ !!
彼の元気の良さに押されそうになるが 、
にこやかに笑って返す
向 ) 佐久間さん …
向 ) 俺は向井康二です !
佐 ) 康二か … いい名前だね っ 、
佐 ) てか ~ 、 さんとか付けなくていいよ ?
名前を褒められてニヤけそうになったが 、
その後の積極的な言葉に笑みが零れてしまう
向 ) 佐久間 … くん ?
佐 ) まぁ良しとしよう !!
彼の元気良く笑顔で話す姿は天使そのものだった
佐 ) あと 、 敬語禁止ね っ ?
向 ) はい … あ 、 うん !
また彼の笑顔に押されそうになる
耐性をつけなければ
向 ) 佐久間くんはここよく来るん ?
佐 ) 冬の夜はよく来るな ~ 、
佐 ) なぜか恋しくなっちゃって !!
「 恋しくなっちゃって 」 と話す彼の顔には
少し悲しさが浮かんでいた
佐 ) 康二は ~ ?
向 ) 俺は … たまにやな 、 久々だし
佐 ) こんなの … 運命じゃない !?
向 ) … え ?
彼があまりにも真剣な顔で言ってくるので
少し戸惑った声が出てしまった
佐 ) だってさ 、 たまにしか来ないんでしょ ?
佐 ) なのに巡り会えた !!
向 ) じゃあ運命かもしれんな … ?
興奮気味に話す彼を見て思わず笑ってしまう
佐 ) ならさ 、 ここで毎日会わない ?
向 ) え 、 まぁええけど …
急な話に曖昧な返事をしてしまった
佐 ) やった 、 毎日の楽しみ出来ちゃった ~ !!
向 ) ははっ 、 俺もや
元気に笑う彼を見て釣られて笑ってしまう
佐 ) じゃあまた明日ね !!
向 ) お 、 おん …
風のように居なくなる彼を見て
少し戸惑いが残った
次回 ♡ 20 ⤴︎ ( 多いほど早く書く )
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