テラーノベル
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5日前
エリー、マックス、カートの
逮捕から2時間後
列車暴走35時間前
取調室にて___
カート「弁護士から連絡きた?」
マックス「うん。」
「とりあえず、いつもみたいに余計な こと喋らなければすぐ出れるって」
エリー「大丈夫かな…?」
カート「エリーは何も心配しなくて大丈夫だ」
マックス「エリーになんかあったら俺たちが絶 対守るからねっ」
エリー「そっか……ありがと…ニコッ」
マックス「いやっエリーの為だったらなんでも するよっ!」
カート「そうだぞ?困ったこととかあったら 絶対言ってな?」
エリー「分かった」
そう話していると突然──
?「やあ!僕はポッピー」
ポッピーと名乗る人物が話しかけてきた
エリー「?」
マックス「?」
カート「?」
ポッピー「君たちとお喋りをしに来たんだっ!」
「ここでのお喋りは絶対に他では喋な いから」
「僕のことは信用してなんでも話して くれていいよっ!」
「もしどうしても休憩が必要だと思 ったら左の扉っwww」
女警察官「ごめんやっぱ真面目にやるわ」
女警察官「えっと、カートくんとマックスくん とエリーちゃんね」
「3人の職業がちょっとまだよくわかん ないんだけど」
「この防衛サービスってあれ?」
「誘拐から人命救助まで何でもやりま すみたいな」
そう問われ、マックスが答える
マックス「そうそれっす 」
それに続いてカートも答える
カート「まあ要は便利屋です」
マックス「勿論エリーにはさせてないっすけど」
女警察官「ふーん、そーなんだ」
マックス「お姉さんも殺して欲しい女子とか
いるでしょ?笑」
「料金さえ払ってくれれば足のつかな い…」
そうマックスが答えていると女警察官は答える
女警察官「ごめん私が住んでるエリア殺人と違 法なんだ…」
「3人とも今の仕事着く前は割と普通 の仕事してたんだねえ」
「清掃業とか飲食とか」
カート「まあ、はい…」
カートが言いにくそうに質問に答える
しかし警察側も情報を掴むために質問し続ける
女警察官「それなんで辞めちゃったの?」
カート「黙秘します」
マックス「黙秘します」
カート「それとエリーにそうゆう質問するのめ て貰えますか」
「不愉快なんすけど」
エリー「いや…私は大丈夫だから…」
腹が立ったのか警察側を責め立てる
女警察官「あ〜ごめんごめん」
それに対し警察側は軽く謝る
カート「チッ」
女警察官「…………」
「それで今回は砂糖を密輸して捕まっ た感じかな?」
カート「密輸っつっても俺ら運搬してただけで 荷物の中身は聞かされてなかったっす…」
女警察官「あの〜、そーやって言い逃れしてきた のはわかったけどさ、」
「砂糖のせいで不幸になった人い っぱいいんだよ?」
カート「しょーもな…」
マックス「エリー以外の人とかどうでもいいも ん…」
女警察官「いやっ」
ぐぅぅううう
そう話し続けていると急に誰かの腹がなる
マックス「エリー?お腹すいたの?」
エリー「いや私じゃない……」
女警察官「ごめん私…」
「ちょっと燃料補給していいっ?」
そう言うと女警察官がポッピーの頭をとってお菓子を取り出す
エリー(あの人形の頭って取れるんだ…)
マックス「あいいなー」
「俺らが食えるやつなんかないの?」
「出来ればエリーが好きそうなやつがい いんだけど」
女警察官「あ〜吸引式のキャラメルならあるけ ど」
「てか文句言うなよ…」
吸引式キャラメルをカート達の方に女警察官が投げる
マックス「あ〜いいじゃないっすかー」
「エリー、何味がいい?」
エリー「いや、私はいらないかな…」
(危なそうだし…)
マックス「え〜」
「仕方ない…カート何味がいい?」
カート「…いちご」
そう言いながらイチゴ味の吸引式キャラメルをカートからとり、そしてカートとマックスは周りの袋を破り吸引式キャラメルをそのまま口にする
カート「ああ〜」
マックス「ちょーうめ〜」
女警察官「………」
カートとマックスが吸引式キャラメルを食べ終わり外そうとする
カート「?」
マックス「?」
エリー「?」
カート「あれ」
マックス「なんか取れない…」
エリー「え、大丈夫?」
女警察官「あなた達って意外と用心深くないだ ね」
「まあ、1人は引っかからなかったけ ど…」
カート達が困っていると女警察官が吸引式キャラメルについて何か知っているかのように答える
女警察官「それうちの操作部が作ったデバイ仕 組ませてもらったんだけど…」
そして女警察官があるものを取り出し操作する
カート「なになに怖いんだけど?!」
マックス「巫山戯んな…」
エリー「何が起こるのかな…」
カート達が動揺するのを無視して続けて話し出す
女警察官「なんかサイボーグ相手に機能するつ で」
「なんか嘘つけなくなるらしいんだ」
そう言われた途端にマックス達は焦り続ける
マックス「はぁあ?」
カート「いや、せこいせこいせこい」
エリー「2人ともなにしてんの……」
そう話していると機会が起動する
女警察官「はい起動しましたぁー」
マックス「絶対余計なこと喋っちゃダメだ よ?!」
「社長に殺されちゃうから!!」
カート「大丈夫だっ、絶対喋んねぇー!」
女警察官「その社長って女の人?男の人?」
女警察官は容赦なく質問をしてくる
カート「女」
マックス「女」
カート「ああぁぁああ!!」
マックス「あぁぁああ!!」
エリー「なに言っちゃってるの……!」
女警察官「おお〜しっかり喋ってくれるね笑」
ちゃんと機械が使えるものだと知れて感心する女警察官と答えてしまいさらに焦るサイボーグ2人
マックス「やばいこれっ抵抗出来ないっ!!」
カート「しょうがねぇー!この取り調べとめろ っ!!」
エリー「本当に社長に殺されちゃうよ、、」
マックス「ごめんねっエリー!!」
女警察官「麻薬組織との繋がりはある?」
マックス「ないっす」
カート「ないっす」
マックス「やばぁいっ」
カート「急げ急げっ!!」
エリー「はぁあ……」
そしてマックスがハッキングするためのものを取り出し、ハッキングし始める
女警察官「法人税はちゃんと払ってるんだよ ね?」
カート「払ってます」
女警察官「やっぱね〜……」
「あれ?これ今何やってる…?」
マックス「ハッキングしてます」
女警察官「え」
カート「早くしろっっ!!」
女警察官「えっちょっと勝手なことしないでよ」
そしてハッキング率が100%になる
マックス「よしきたッ!」
女警察官「今すぐやめてー!」
目の前のシャッターが閉まっていく
そして、女警察官が全て閉まる前にポッピーを間に挟んで閉まらないようにする
女警察官「最後3人が普通の仕事辞めた理由だけ 教えて欲しいんだけどー?」
最後の最後まで女警察官は質問しようとする
そしてカート達はその質問に答える前にエリーの耳を塞ぐ
エリー「……?」
カート「誰にも感謝されないからです」
マックス「誰にも感謝されないからです」
女警察官「え…」
意外な理由に女警察官は驚く
マックス「エリー以外誰もありがとうとか言っ てくれないからです…」
カート「エリー以外に機械扱いされるのが嫌な ってやめました…」
エリー「………」
女警察官「もしかして、エリーちゃん以外の人 に無関心なのもそれが原因…?」
カート「です」
マックス「です」
女警察官「じゃあもし3人が…」
シャッターの間に挟まれていたポッピーが限界に達したのか押しつぶされる
マックス「危なかったなあ〜」
カート「あの女信用出来ねぇぞ」
エリー「2人とも大丈夫?怪我ない?」
マックス「エリーこそ大丈夫?」
カート「聞かれたくなかったことまで聞かされ てたじゃん」
「あの女本当に許さねぇ」
女警察官「聞こえるー?」
マックス「聞こえマース」
カート「聞こえマース」
カート「くっそ、早く出るぞ」
そう言いながらカートはエリーの手を取る
マックス「あっ、ずる〜い」
コメント
3件
あの、最高です!頑張ってください!