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「くっ!!」
モートは壮絶な腐臭に鼻を抑えた。
その時。ドンッ! っと、巨大な種々雑多なアンデッドが混同した塊が天上から落ちてきた。犬、猫、ねずみ、人、ミミズなどの集合体のゾンビだ。そして、不気味にこちらにずるずると這い寄って来る。
地下。ここは、様々な排水路が集結している場所だった。恐らくここホワイトシティ全部の水が流れ落ちるところなのだろう。その全ての水が真っ赤に染まっていた。止め処なく流れる赤い水のせいで、周囲は血の臭いが濃くなってきていた。
…………
「やれやれ……モートくん。一休みしている場合ではないですよ。苦戦しているようですが、ここで倒さないと! さあ、賭けの時間です!」
「?!」