テラーノベル
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車が見えなくなるまでの間
――病院から東京…?で、あの荷物か…でも菊が、登記簿などを持っていることを考えると、病院から逃げたというわけでもない…
と考える。
彼女がとても元気そうに見えるかと言えば、そうではない。
だが、寒い季節に外で見ればあんなものかと思う程度。
昨日、オフィスで向かい合った時などは普通でしかない。
とにかく今の叔母たちは、ここの鍵を持っていないが菊を探している。
わかったのはそれだけ。
俺は門の中へ入り、そのまま駐車スペースや庭をぐるりと見て回る。
持って来たカメラで数枚の写真を撮ってから、預かった鍵を手に、玄関へ回った。
「……はっ⁉」
――なんだこれは…
俺は中に入るよりも先にスマホを持つと、菊に電話をかけた。
◇◇早川希輔・End◇◇
「はい、早川さん。こんにちは」
思ったよりも早い連絡だと思いながら、私はパソコン画面を見たまま電話に出た。
“今いいか?”
「はい」
“見て欲しいものがある。写真を送る。すぐにSMSでメッセージアプリアカウントか、メールアドレスを送って”
「…はい…今、どこですか?」
“玄関前”
プツンと通話が終了し、私はスマホを眺める。
メッセージアプリは、このスマホに入れていない。
すぐにメアドを送ると間もなく、早川さんからであろうメールを受信した。
本文のないメールに添付された一枚の写真。
――永美だ…
写真は自宅の玄関ドア。
そこに何枚もの張り紙。
【連絡しなさい、菊!】
【さっさと連絡!】
【元気が余ってるでしょ⁉】
【私に連絡しろ!】
【何やってんの?56してあげようか?】
コメント
7件

親友だけど連絡断ったから心配してるんだろうな。

不可解だ💦
えっ?親友だよね?どういうことなのー😣