この話は前話以降を読んでから見ることをオススメします。
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──桜咲く─
──その芽吹き日に──
───花咲くように旅立つ──
加「…」
───第100回卒業式───
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3年2組
加藤 咲
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加「はい。」
───桜芽吹くこの日
───我が校86人の生徒が
───今日、未来へと
───旅立ちます。
在校生代表
2年生「神永小桜」
神「3年生の皆様方、この度はご卒業を心よりお祝いしております。」
神「未来へ飛び立つ皆様の背を糧に我々在校生一同は」
神「前へと歩いていきます。」
在校生代表「神永小桜」
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タッタッタッ
神「みんな急いで!」
全員「うん!…」
「総合病院」
───目の前の庭には沢山の───
───勿忘草が咲いている。───
ガララッ
神「加藤さん…」
加「神永くん…達来てくれたんだ…」
ひ「友達ですから!」
武「勿論です」
遠「忘れないって言いましたよ」
島「先輩…」
ア「加藤さん…」
ナ「ごめんね加藤さん」
───暖かい───
このマフラーをしてるからかな。
でもそれだけじゃない気がするの。
みんながいるからだ。
───私は病院の前の勿忘草持って───
───みんなに挨拶をする───
──みんなありがとう。絶対に忘れない──
病室の花は枯れていたが
とても綺麗な色をしていた
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加藤さんはゆっくり旅立った
みんなに見守られて
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____1年目終了____
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こんにちは、作者のまつおです。
ご愛読いただきありがとうございます。
この度、無事1年目を終了しました。
同じく話を考えてくださったきなこさんの協力あってのものです。
2年目も頑張っていきますのでこれからも応援お願い致します。
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