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あれ?あの3人は何処に行ったんだ?
…あれも夢の何かだったりしたのか?
それでも…戻らなきゃ行けないのは確かだ。
何としてでも起きなければ…
「ミライ?」
…誰だ?
「ん?」
「どうしたんだ?そこでボーっとして」
髪色が黒く青い瞳をした人間がそこにいた。
「少し、考え事をしててね」
と私は苦笑いした。
「ディサピア!」
「お、カコか」
と言ってカコを撫でる。
…ディサピア?消えてないけど…なんならそこに居るし…
ま、何でもいいか。
それにしても何処かで見覚えがある。
サンズとかインクとかそうでは無く…
過去に何処かで…
とまた考え事をしているとディサピアが
「…どうしたのかは知らんが無理はするなよ」
と声を掛けてくれた。
「うん、無理しないように気を付けるよ」
「んじゃ、俺はここで失礼するぜ」
「うん、またね」
と言うとディサピアと別れ。
「私も先家帰ってるね!」
とカコとも別れた。
…さて、どうやって戻ろうかな。
ここで寝たら起きれるかな……?
といい1度目を閉じてみた。
何故か起きれた。
「姉ちゃん!」
と頭の上に猫を乗せた桃色の髪の少女が近づいてくる。
「…カコ?」
私の口から夢の中で見た少女の名前が出てきた。
「姉ちゃん!心配したんだよ!?」
と抱きついてきた。
彼女の名前はカコと言うのか…
となると…あの夢は本当にあった事か?
と考えているとカコの後ろ、と言ってもとても遠い所にあのディサピア?らしき人が立って居た。
目が合ったと思ったら消えてしまった…
「お姉ちゃん!しっかりして!」
「オいおイ、ボーットしてルが大丈夫カ?」
「あ、ごめん、大丈夫」
「何回も呼びかけても返事しないから目開けたまま寝たかと思ったじゃん…」
「ごめんごめん」
と私は苦笑いした。
それにしても…
なんであそこにディサピアが居たの…?