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なんでここにディスピアが居るの?
もしあの夢が本当にあった事ならここにディスピアは居ないはず…なんならカコも…
この崩壊したauでは普通の人間が生きてるはずが…
「そういえばお姉ちゃん怪我とか無い?大丈夫?」
「大丈夫だけど…」
「それなら良かったぁ。」
…何故怪我が無いか聞くのだろう。
過去の記憶が無いせいで何も分からない…
「…どうして怪我が無いか聞くの?私何か危ない事してた?」
「お姉ちゃん忘れたの?急に地面に黒いヒビが入ってそのまま私たちヒビの中に落ちたじゃん!」
「ヒビ?君たちのauで?」
とインクが問いかける
「そう、ヒビ!」
ヒビ…私には全く身に覚えがない…
「…ごめん身に覚えが無いや。」
「…お姉ちゃんもしかして落ちた時強く頭打ったかもね」
「え?」
強く頭を…打った?痛みは無かったけど…
「強ク頭を打ッたってどウいう事ダ?」
「そのままの意味だよ、もしかしたら1部的に記憶が無くなってるかもしれない。」
記憶が…だからカコが誰だか分からなくなったりしたんだ…それならディサピアの事も分からない理由になる…
「…カコ、カコの知ってる事全部教えてくれる?」
「…分かった」
カコは色々教えてくれた、家族の事、自分の能力の使い方、思い出、もちろんディサピアの事もだ。
例えば私は4姉妹の2番目で姉にカレン、妹にカコとトキが居るらしい、ディサピアは幼なじみで相棒みたいな存在だったそうだ。
そしてヒビが入る前の私についても話してくれた、しかしあまりいい情報は得られなかった。
私が外に出て1日帰ってこなかったそう。
探しに行っても何処にもおらず、ちょうど一日が終わろうとした時にヒビが入ったようだ…
「…って所かな。」
「そっか…ありがとう。」
「そんな事があったんだね…」
「意外ト普通の暮らシをしテたんダな。」
…ここまで知れたとして実際記憶は戻っていない…しばらくは記憶を戻せるよう努力しよう…