テラーノベル
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こんちゃ。
新作を沢山出したいウィーク突入してます。
今回は、prmzの奇病パロです。楽しんでください
ꕀ内容ꕀ⋆
prmz 妙atmz
地雷様
🔙
𝐬𝐭𝐚𝐫𝐭
↓↓↓
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夜が街の喧騒を完全に飲み込む頃、大学生のmzは、いつも決まって同じ場所へ足を運んでいた。
そこは、大学のキャンパスから自転車で三十分ほ
ど走った場所にある、人気のない海岸だった。
二十歳という、周囲が大人としての未来を語り合
い、就職や恋に奔走する季節の中で、mzの日常はどこか浮世離れしていた。
それもそのはずだった。mzの身体には、現代医学の誰もが証明できない、しかし確実に命を蝕む『奇病』が宿っていたからだ。
それが、mzに課せられた理不尽な天命だった。
もしその相手を見つけ、互いの心が通じ合わなければ、彼の身体は徐々に機能を失い、子供のように退化し、最後にはまるで最初から存在しなかったかのように、世界の片隅で静かに消えてなくなる。
今年で大学二年生になったmzに残された時間
は、もうそれほど多くはなかった。
その日の夜も、mzは冷たい浜風に吹かれながら、一人で夜空を見上げていた。
漆黒のビロードに散りばめられた星々は、地上で
凍えそうになっている自分を嘲笑うかのように、
ただ冷たく、そして圧倒的な美しさで輝いてい
る。
mzは砂浜に深く腰掛け、膝を抱え込んだ。
Mz「運命の相手なんて、どこにいるんだよ……」
ぽつりと呟いた言葉は、波の音にかき消されてい
く。
焦りがないと言えば嘘になる。
しかし、他人に心を開くことが苦手なmzにとって、見ず知らずの誰かから「運命」を炙り出すなど、砂漠の中で一粒の金を探すようなものだった。
自分の身体が少しずつ、内側から削られていくよ
うな漠然とした恐怖が、毎夜、彼をこの海へと駆
り立てる。
ここに来て、星の永遠性に触れている間だけは、自分の小さな命のカウントダウンを忘れられる気がしたのだ。
その時だった。
背後の砂利が、ざり、と乱暴に踏みしめられる音
がした。
mzは驚いて振り返った。こんな夜更けの海岸に、自分以外の人間が来ることなど滅多にない。
暗闇の中から現れたのは、一人の青年だった。
街灯の微かな光が、その男の端正な顔立ちを照ら
し出す。mzはその顔に見覚えがあった。
いや、同じ大学に通う学生であれば、知らない者の
方が珍しい。
そこに立っていたのは、大学随一の人気者であ
り、常に華やかな輪の中心にいる男――prだった。
Pr「あれ……? 先客いたんだ」
prは少し意外そうな声を出し、mzの視線に気づくと、人懐っこい笑みを浮かべた。
大学でのprは、常に友人や派手なグループに囲まれ、笑い声の絶えない世界の住人だ。
mzのように、影に隠れて生きる人間とは住む世界
が違う。
そんな男が、なぜこんな寂しい夜の海に一人でいるのか、mzには理解できなかった。
Mz「……あ、すまん。邪魔だったら、俺、場所変えるから」
mzが気まずそうに立ち上がろうとすると、prは慌てて手を振った。
Pr「いやいや! 全然気にしないで! むしろ、俺も
一人で静かにしたかっただけだからさ。隣、座っ
てもいい?」
断る理由もなく、mzが小さく頷くと、prは少し離れた砂浜にどさりと腰を下ろした。
普段の輝かしいオーラはどこか影を潜め、prの横顔は、夜の闇に溶け込んでしまいそうなほど、どこか儚く見えた。
二人の間に、波の音だけが流れる。
mzは、なぜかprから目が離せなかった。
人気者特有の、誰にでも愛されるあの笑顔の裏に、何か決定的な『欠落』があるような、そんな奇妙な違和感を覚えたからだ。
実は、prもまた、誰にも言えない重大な秘密を抱えていた。
彼は、周囲からどれだけ持ち上げられ、好意を向
けられても、本当の意味で「愛される」という感
覚が分からなかった。
そして、彼の身体もまた、タイムリミットを迎えていた。
それが、prの背負う呪いだった。周囲の愛はすべて表層的なものに思え、彼の心の奥底には、誰の手も届かない冷たい氷の部屋があった。
期限はあと一年。prもまた、死の恐怖と、孤独という病に怯えながら、夜の海へと逃げてきていたのだ。
Pr「星、綺麗だね」
prが、ぽつりと呟いた。その声は、昼間のハイトーンで騒がしいものとは違い、低く、優しく、どこか切なさを帯びていた。
Mz「……そうだな」
mzは短く答えた。
二人はそれ以上、言葉を交わさなかった。
しかし、不思議と居心地の悪さはなかった。
お互いが、死という目に見えない怪物の影に怯
え、救いを求めていることなど、この時はまだ知
る由もない。
ただ、凍えるような夜の海で、二つの孤独な魂が、初めて静かに隣り合った。
それが、これから始まる長く、切ない運命の、最初の1ページだった。
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以上です。♡モチベです🥹
𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎⇝♡500
コメント
3件
新連載、ありがとうございます! これまた神作の予感しかしない…✨色々用語の使い方がマッチしすぎて最高なんですよ!! 本当に天才です尊敬してます🥹 頑張ってください💪🔥
しおりさん、1話読みました! 夜の海、星、そしてそれぞれに秘めた呪い——もう詩的すぎて胸が締め付けられました。mzもprも「運命の相手」とか「本当の愛」とか、重すぎる使命を背負ってて…でも二人が何も知らずに隣り合ったあの静けさが、すごく切なかったです。これからどう絡んでいくのか、続きが気になりすぎます…! 素敵な世界観をありがとうございます、ゆっくり大切に読ませてください🤍
310
碧
1,066
も ぐ .
3,961