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なんかこわぁい………けどありうる話だよね
人類は進化した。
科学が進みクリーンエネルギーを作ることに成功した。
技術が進み宇宙旅行が一般的なものになった。
改革が進みブラック企業がほとんどなくなり多様性社会となった。
しかし、それで本当に人類は進化した、と言うのだろうか。
たしかに科学や技術は人類により進み、発展した。
しかしそれは科学や技術が進歩したのであって、人類が進歩した訳ではない。
改革により進んだのは確かに人類である。
しかし人類が暮らしやすい環境を作る、というのは基礎中の基礎、物事の土台となる部分だ。
何千年も掛かってやっと基礎が出来たような所で、もっと世の中をより良くする事など出来るのだろうか?
否。
無理だろう。
人類の周りの環境がよくなっただけで、人類がよくなった訳ではないのだから。
ここで少し話を戻そう。世界では技術が進み宇宙旅行が一般的になった。
宇宙服を着て月に降り立ったつ家族、旅行者用の宇宙ステーション、宇宙に漂う観光地。
ここまで技術が進んでも、人類はやはり変わらないのだ。
人間が生きるに当たって、必要なものは沢山ある。
その中で今回取り上げるのは、
酸素、だ。
人間が生きるには衣食住が大切である。しかしそれ以前に酸素が無くては窒息タヒしてしまう。
人類は宇宙へ出るとき、それを恐れた。
“もし宇宙服に穴が空いていたら…” “もし宇宙空間で食料が無くなってしまったら…”
そんなとき現れ始めたのが、”酸素中毒”だ。
人間は繊細な生き物だ。故にスマホ中毒のように生命に必要な酸素に依存してしまった。
酸素中毒の面倒な所は地球や宇宙ステーションなど、当たり前に酸素があるところでは
“全く”症状が出ない事だ。
酸素中毒は宇宙空間へ出た時起こる。
急に異常に焦りだし、酸素を必要以上に求める。酷くなるとショックタヒまでしてしまう。
嗚呼、何とも哀れな病気だろうか。