この作品はいかがでしたか?
40
この作品はいかがでしたか?
40
主「ゴホン……時は満ちた…今、ここああああああああああ学園の
文化祭を開催する!!!」
ワアアアアアアアア!!!
主「基本自由行動だが、だからといって帰ったり、全てを放棄してゲームしたり、リアルファイト始めたりするなよ。教頭先生が貴様らを土に返しに来るぞ。」
教頭「(^_^)v」
ワアアアアアアアア…
主「これにより、私の言葉は終わりだ。各自自由に行動するといい。」
リ「さて…どこに行こうか…」
待ちに待った文化祭だ!
凸ちゃんを巻き込んでやってるメイド・執事喫茶も行きたいし、
ソガさん、蒼先生、かぼちゃくんの科学教室も行きたいし、
あいつら(主にアメとおもち)がやらかして土と化しているのも見たい…!
いや、だがまずはやっぱり(((お「リーーーーン!」 リ「うるせぇ」
リ「なんだようるせぇな」
お「それは謝る。」
リ「で、なに?」
お「あのね!あたしんとこお化け屋敷やってるんだけど、リン来ない!?」
リ「お化け屋敷か…どんくらいで出れる?」
お「10分以内には絶対出れるよ!」
科学教室がこの時間で、今これだから…いけるか。
リ「いいよ。行けそう。」
お「ヤッターー!!」
お「あっちのね、空き教室をつかってるの!」
リ「ほーん。」
お「でもね、空き教室だけじゃ狭いから、壁壊して隣の別の空き教室と繋げてる!」
リ「なにしてんだよ。」
リ「お前土化確定では?」
お「許可取ったよ!」
リ「なんて言って?」
お「『お化け屋敷したいけど、空き教室一個じゃ狭いから、何個か使って良いですか?』って。」
リ「壁壊す許可は出てないんよ、それ。」
お「…ヤバ」
お「あ、ついたよ!ここ!雰囲気あるでしょ!」
リ「わーぉ…ガチじゃん。」
お「ガチですよ!」
お「入場料200円だけど、おまけしちゃう!タダで入っていいよ!」
リ「おぅ…
…待って???ひとりで行くの???」
お「今リンひとりぢゃん。あ、あたしは受け付けで忙しいから、ぼっちで行ってね★」
リ「クッソ…行ってやるわ!」
お「行ってら~。感想待ってるで。」
リ「ハァ……真っ暗じゃん……雰囲気しかねぇ…」
めっちゃ手ェ込んでんな…
だけども…
リ「暗すぎて進めねぇっつうの…」
カラン…カラン…
?「こんにちは、お嬢さん。」
リ「えっ!?…こ、こんにちは…」
い、いつの間に私の背後に…!?こいつ、できる…!
?「私はしがない商売人。お嬢さん、何かお困りですね?」
ローブを目深に被った背の小さい人が出てきた。声は老人のようだが、
ローブに隠れず見える口元はニコニコとしており、シワ一つなく、見た目だけなら若そうな印象だ。
リ「あ、嗚呼。まあ…」
うっさんくせぇ…でも割と重要だったりするからな…
?「そのお困り、私が解決してみせましょう。
そのお困りにちょうどいいものを差し上げます。」
リ「うぇ…?」
うぇ…?
?「勿論、タダとは言いません。代金は頂きますよ。」
リ「それでも、十分です。」
何もないよりはマシじゃ!
?「あなたは…このランプを差し上げます。あなたの進むべき道を照らしてくれるでしょう。」
ランプ!!!!!!灯りジャン!!!
?「代金は…そうですね…伍百淵でいいでしょう。」
五百円…高い気はするがまあ背に腹は代えられないしな、
リ「はい、五百円ですね、」
?「はい、伍百淵…おや?」
五百円玉ってそんな珍しいか?てか見えてんのか?
リ「?、どうかしましたか?」
?「…やはり代金はいいです。そのかわりなんですが、このブローチを付けてくれませんか?
今日、一日中。」
リ「え、それでいいんですか?」
?「ええ、それがいいんです。」
リ「それじゃあお言葉に甘えて…
ありがとうございます。」
貰ってばっかなんだが。
?「いえいえ、ではお気をつけて…」
そう言うとローブの人は瞬きした間に消えてしまった。
リ「何だったんだ…」
リ「まあ…進むか…」
リ「やっぱ暗ぇな…」
コメント
1件
続きが気になる…ついでにローブの人もな