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#あっとくん
後夜祭が終わって、家に帰ってきた。
玄関のドアを静かに開く。
あっきぃ「……ただいま」
リビングに行くとみんなが待っていた。
まぜた「おかえり」
ぷりっつ「遅かったな」
ちぐさ「後夜祭どうだった?」
あっと「寒くなかった?」
けちゃ「楽しかった!?」
一斉に来る質問に、俺は一瞬だけ固まってから笑う。
あっきぃ「……。全部一気に聞かないでよww」
鞄を置いてソファに座ると、自然と真ん中が空く。
ぷりっつ「ここ座り」
あっきぃ「うん!」
まぜた「今日は無理してないか」
あっきぃ「してないよ〜」
兄ちゃんたちが一瞬、顔を見合わせる。
ちぐさ「即答だ!」
あっと「本当だね」
ぷりっつ「ならいい」
あっきぃ「…でも、昨日と今日で、ちょっと違った」
まぜた「なにが?」
あっきぃ「兄ちゃんたちがいなくても、止めてもらえた」
けちゃ「クラスの人?」
あっきぃ「うん」
あっと「それはいいことだ」
ちぐさ「広がってるね〜守護範囲」
ぷりっつ「でも油断すんなよ」
まぜた「頼れる人が増えただけだ」
あっきぃ「…兄ちゃんたちがいたからだと思う」
一瞬、静かになる。
まぜた「どういう意味?」
あっきぃ「守られ方、知ってるから
無理しそうな時に止まれた」
ちぐさ「それ、めちゃ成長してない?」
けちゃ「えらい!」
ぷりっつ「……まぁ」
あっと「嬉しいね(小声」
まぜた「それでも、帰る場所はここだ」
あっきぃ「……うん」
まぜた「無理した日は、俺らが止める」
ぷりっつ「できた日は、ちゃんと褒める」
ちぐさ「今日は後者だね!」
けちゃ「拍手!」
あっきぃ「…文化祭、楽しかった。頑張れた」
その言葉に、兄ちゃんたちは何も言わず、少しだけ笑う。
そのあとみんなで夜ご飯を食べた。
めちゃくちゃ褒められて恥ずかしかった…//
お風呂にも入って俺は部屋に戻った。
あっきぃ(今日は、自分の足で立てた)
(帰ってきたら、ちゃんと迎えてくれる)
それが、俺の日常になってきていた。
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