優等生くんは全然気づかない！

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🎈サイド

…暇じゃね？

モブ「お前〜！！」

モブ2「は〜？お前が悪いだろ！！」

いつも以上にうるさい体育館。

ここにいる理由は1つ。

課題を期限以内に提出しなかったから。

もうそろそろで俺達も3年生。

学級の終わりで課題提出がある。

…だってさ、冷静に考えて？

5教科分もテキストあるし？5教科が基礎だからなんだけど。

100ページ以上あるし？まぁ俺がやってないからなんだけど。

…だめだ、結局俺のせいだわ。

そんな感じで始まった補習。

なぜか体育館でやらされている。

バスケ部などの部活の目の前で。

運も尽きている。よりにもよって人が多い。

しかもなんでこんな荒れてるやつらと…

モブ3「おい洸！！俺の分もやれ。」

うわ、めんどくさいのに絡まれた…

🎈「はぁ？なんでだよ 」

モブ3「反論してんじゃねぇ…っ！！！」

ぁ…殴られ、る…？！

覚悟して目を瞑る。

…あれ、痛くない…？

️️️⛅️「…わりー、ボール飛んでいっちまったw」

🎈「びびくん…！」

️️️⛅️「あれ、こーくだ。お前早く終わらせろよ〜w」

びびくんの投げたバスケットボールは…

俺に突っかかってきていた奴に顔面直撃していた。

守ってくれた…のかな？

モブ3「お前…謝れ！！！！」

️️️⛅️「あ？誰こいつ。こーくに当たってねぇから別いいだろ。」

モブ3「俺にあたってんだろ！！」

️️️⛅️「…どうでも良くね？お前に当たっても俺にもこーくにもなんの害もねぇよ」

言い過ぎか、なんて考えつつもつい心の中では「ざまぁw」と思ってしまう。

…バスケ部見れるなら俺ずっと補習でもいいや

️️️⛅️「あ、こーく？こんな奴と一緒に居られるのやだから早く補習終わらせろよ？」

🎈「え〜…」

ダメらしい、彼氏ストップだろうか。

…なんかイラつくわ。

ときめいた自分も居るけど。