テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
今日鬼滅の映画見に行く〜!だから書きます
ごめんなさいサボってました
今日はほんわかやで
日本は、アメリカに連れてこられた(無理やり)映画館のシートに座り、上映前の薄暗い照明の中でアメリカを見上げた。
『ロマンチックだな、日本?俺ら、カップルでも違和感ないな!!』
アメリカはそう言って、ニヤリと笑っている。
「こっちから願い下げです」
日本の呆れた言葉にも関わらず、身を乗り出して言葉を繋げる
『ほら、手でも繋いでみるか?もっとカップルっぽくなるぜ!』
そう言って、アメリカは日本の手を掴もうと手を伸ばす。
日本は手をサッと引っ込め、アメリカの勢いをかわす
「いらないです。忙しい中行っただけでもマシだと思ってくださいよ」
そう言って日本はスクリーンへと視線を戻す
『ちぇっ…』
「…そもそも、なんで私なんですか?にゃぽんとか誘えばいいじゃないですか」
日本は前から思っていた純粋な疑問をぶつける。
性格は真逆だとしても顔は似てる。猫耳があるかないかくらいだ。
「にゃぽんは女の子だし顔似てるじゃないですか。しかもにゃぽんならご飯で釣れば無理やり連れてこなくてm…」
『あー!!うるさいなぁ、にゃぽんと日本は全然違ぇだろ』
「あなたにうるさいって言われたくないんですけど」
『まーまー、とにかくにゃぽんと日本は全然ちげぇの!!』
「はぁ、、」
『いいか、日本。俺がここに連れてきたかったのはにゃぽんじゃねぇ。お前なんだよ』
そう言って、アメリカは日本の顔を見つめた。
「…へー、」
日本はぶっきらぼうに答える。
『へーじゃねぇよ!!俺は真剣だからな!!』
「…それはどうも。」
日本の皮肉を含んだ返事に、アメリカは頬ずえをついたままの日本を見つめる
『そういうとこだよ、好かれる原因。』
日本の「これが?」という素直な問いかけに、アメリカは少し身を乗り出し、日本の耳元で囁くように言いました。
『そうだよ。俺がどんなに騒いでも、お前は絶対動じないだろ?そういう、日本の芯の強いところが好きなんだ』
「アメリカさんの考えてることはいつまで経ってもわかんないですね…」
その言葉は、呆れているようでいて、どこか諦めたような響きだった。
アメリカは、そんな日本の表情を見つめると、フッと小さく笑みをこぼす。そして、ゆっくりと日本の顔に近づき、耳元で囁くように言う
『分かんなくてもいいよ。俺が、分からせてやるから』
「うわ、色男かよ。どうせそうやって女の子を堕としてきたんでしょう?」
『そう思うか?言っとくけど、俺がこんなに言うのはお前だけだからな』
「…うるさい」
日本の言葉は、震えている。いつもの強気な「うるさい」とは明らかに違う、その照れを含んだ声に、アメリカは満足げに口角を上げた
『ははっ、その『うるさい』は嬉しいって聞こえるな』
そう言って、アメリカは日本の顔を両手でそっと包み込むと、上映中の映画の光がぼんやりと二人を照らす中、真剣な表情で囁く
『大丈夫。キスくらいなら、誰も気づかないだろ?』
そして、静かに唇を重ねた。
「はぁ!?やめろ!!///」
日本の顔が赤く染まっているのを見て、アメリカは悪戯が成功した子供のように笑い、ふざけた口調で言った
『おーこわこわ、日帝の血が出てきたな』
「さいてー…」
そう呟く日本に、アメリカはニヤリと笑みを深める
『の割には顔真っ赤だけどな』
「うるさい!反射だし!!」
日本の反論に、アメリカは楽しそうに笑いながら、日本の頬にそっと触れた。
『ふーん、反射ねぇ。でも、結構熱いんだけど?』
そう言って、アメリカは日本の反応を伺うように、じっとその瞳を見つめました。映画はクライマックスに入り、スクリーンからの光が二人の顔を交互に照らしている
「わーわー!!映画見ますよ!!」
日本の必死な声に、アメリカは満足そうに手を引っ込めた。しかし、その顔にはニヤニヤとした笑みが張り付いている。
『はいはい。ちゃんと見てるっての』
そう言って、アメリカは日本の隣で、腕を組みながらスクリーンを見つめた。しかし、その視線は時折、隣の日本へと向けられているのが分かります。
映画が終わり、エンドロールが流れ始める
アメリカは、隣で映画を見ている日本の横顔をじっと見つめながら、心の中で呟く
(ほんっと…ツンデレかわかんねぇな)
やがて映画館の照明がつき、二人は立ち上がった。
その映画の内容なんか覚えていなかったけど、どんな映画よりも楽しかった
コメント
4件
鬼滅いいですね…! 私は明日見に行きます!
鬼滅っておもしろいですよね! ちなみに私も見に行きます!