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7 - 7 不可解な魔女裁判〜モノクロジャッジトライアル〜

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2025年06月08日

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不可解な魔女裁判〜モノクロジャッジトライアル〜



サブタイトル:【魔法少女の本音】


テーマ:【魔法少女と怪異】








____此れより、魔女裁判を始める。

魔女と疑わしき者を魔女か否か見定め

魔女と疑わしき者の罪を明らかにし、

処刑するか否かを、判断する。

『…可哀想にな』

壇上に立つ黒髪の裁判官は云った

『御前、未だ餓鬼だろう?』

『証言台なら未だしも、魔女として裁判官俺達の前に立たされるとは…不運だな』

哀れんだ目で彼は云った

「…」

『……其れじゃ、先ずは被告が魔女という証言を』

裁判官が云い終える前に、僕はこう云った

「人で燃え盛る炎を見た」

『…は?』

裁判官の涼しい顔が崩れて、驚いたような顔をした。

此の儘云い続ければ、きっと。

「彼処は地獄みたいな風景だった」

僕は続けて呟いた

「銃で撃たれて、先生達は死んじゃった」

「遥馬くんも、真彩ちゃんも、空ちゃんも、爽汰くんも、歩唯さんも、死んじゃった。僕が殺しちゃった。」

「一番初めに殺されちゃったのは僕の大切な人だったよ。皆が皆が殺しちゃったんだ」

「だから皆を僕が殺しちゃったの。」

裁判官は目を見開いて、ずっと僕の話を聞いていた。

『…御前、何者だ』

「唯の魔法少女だよ。貴方達が云う魔女の下位互換の様なものかなぁ」

僕は自分の手を見ながらそう云った

『……御前は、自分が魔女だと自覚してるのか』

「どっちでも良いかな。」






だって、解放されたい早く死にたいから。






裏テーマ:【可哀想な殺人鬼】

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コメント

1

ユーザー

魔女と魔法少女って紙一重みたいなとこ有るよね〜〜

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