テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
1件
第3話読み終えたよ〜! レオンのキャンピングカー生活、なんだか物悲しくていいよね…朝のバター節約するところとか、ひとりの生活がにじみ出てて切なかった🥀 で、待望の仲間!アクセルの元気さとクルミの落ち着いた感じ、二人ともキャラが立ってて好きだな〜。特にクルミが「同い年で嬉しい」って言ったとこ、なんかグッときた…!武器選びのシーンもそれぞれの性格出ててワクワクしたよ。 これから3人でどう動いていくのか、すごく気になる〜!次の話も楽しみにしてるね🌙
2日後。レオンはキャンピングカーの中。横倒しにしてベッド代わりに使っているシートで目を覚ました。物心ついた時から、このキャンピングカーで生活していたからだ。
朝は食パンを焼いて、バターは高級品なのでちょっとだけ塗って食べる。一人暮らしも長いので慣れっこだ。
しばらくして、ミラーさんから電話が来た。
ミラー「仲間、見つけておいたわ。今日中に来てくれるって。メンバーは2人いるからね。」
ミラーさんの声はハッキリしていて聞きとりやすい。寝ぼけた頭が叩き起こされるようにして内容を読み取る。
レオン「仲間…。…あ、ハンターの仕事のことでしたか!わざわざありがとうございます…。」
レオンはキャンピングカーを運転して酒場に向かった。荒野の真ん中、未舗装の道路を15分ほど道なりに。
運転しているうちに目が覚めてきた。そしてすぐに彼女の営む酒場『バー・ブルームーン』に到着。
酒場に到着するなりミラーにツッコまれた。
ミラー「貴方…キャンピングカー持ってるじゃないの!どうして車のこと言わないのよ!」
レオン「えっと…バイクのことしか聞かれなかったので…」
ミラー「もう。…まあいいわ、私が集めておいた仲間の方たちはもうすぐここに到着するから。」
ミラーはふと思い出したようにレオンに質問する。 割と重要なことなのかもしれない。血の気が引いている。
ミラー「まさか、これからハンターになるのに武器持ってないなんて言わないわよね?」
レオン「はい。今のところ、野菜切るのに使うような包丁しかないですね。」
ミラーは苦笑いだ。当然である。
ピクピクと口が震えているのも、半ば呆れている故のものだろう。
ミラー「わかった。到着予定の仲間の方に伝えておくわ。多分武器屋を紹介されるから。」
しばらくバーのカウンター席で座って待っていると、男が1人と女が1人。2人がレオンの前に現れた。
アクセル「俺っちはアクセル。よろしくな!レオンって言うんだっけ?仲良くやろうぜ!」
男の方はアクセルという名前だった。
背丈はレオンと同じ170センチほど。デニムのツナギを着ていて、そのポケットにはレンチなどの工具がたくさん。しかし武器は持っていない様子だ。銀髪。そして腰ほどまで髪が伸びているかなりのロン毛だ。年は21歳だという。
クルミ「私はクルミ。ミラーさんから色々聞いてるわ。えっと…よろしくね。」
女の方の名前はクルミ。
背丈はレオンよりやや低く、163センチ程度に見える。Tシャツの上から護身用とも言える軽量なプロテクターを胸当てとして装備している。その反面、デニムのホットパンツとウェスタンブーツという組み合わせは機動力重視にも見える。茶髪。髪の長さは肩ほどまで。ニコッと笑った顔は年相応ながらどこか純朴で可愛らしく見えた。
レオン「俺はレオンっていいます。歳は22です。えっと…よろしく。」
アクセル「おっ、俺っちより一個年上だ!」
クルミ「同い年なんだ…ちょっと嬉しいかも。」
クルミはドアの方へ向き直し、外を指差した。
クルミ「さ、武器買いに行くよ!」
クルミ「ミラーさんから聞いたもん。2人とも、武器持ってないんでしょ?」
そうだった。俺もアクセルも武器を持っていない完全な初心者ハンターだった。クルミがいたおかげで命拾い。
そのクルミに連れられ、武器屋で適当に見繕うことに。
レオン「これなんかいいな。近距離向けかな?でも、使いやすそう。」
レオンはショットガンを手に取った。
木製の銃床。黒錆でコーティングされた銃身はダブルバレル。散弾もセットで販売されていた。
クルミ「ショットガンね。使ったことないから詳しくはわからないけど、反動は大きいみたい。大丈夫?」
レオン「…試しに撃ってみればわかるかも。」
クルミ「まあ…何よりも、まずは実践よね。」
一方のアクセル。初めて見る銃を前に少し怯えている。
アクセル「うへぇ…俺っち、銃なんて初めて触るよ。このリボルバーにしとこうかな。」
クルミ「慣れるまではその方がいいかもね。反動も比較的小さいし。」
2人は手持ちのお金で武器を購入した。
レオンとしては生活費のはずだったが、これからはハンターとして生活していく以上…出費は避けられない。
下手にケチって苦労するより幾分マシだ。
3人を乗せたキャンピングカー。それが今、コルツの街から出て外の荒野へと発進していった。