テラーノベル
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佐久間 「 ほら 、 めめ はやく ~ ! 」
目黒 「 わかったから 、 離れないと すぐできないよ ? 」
佐久間 「 昼間 めめ に会えないのに これ以上 離れなくない っ 、 」
目黒 「 そんな可愛いこと言わないの 」
「 いい子で 待て できる子の方が好きだなあ 、 」
佐久間 「 佐久間さん 、 できるもん 、 」
目黒 「 じゃあ 、 まっててね 」
佐久間 「 誰とも電話しない ? 」
目黒 「 うん 、 約束 」
事の発端を 話そう
これは2ヶ月前の事
佐久間 『 めめ ~ 、 』
目黒 『 どうしたの 、 佐久間くん 』
メンバーには内緒で付き合っていた俺たち
楽屋でも 、 番組内でも 、 バレないために距離を置いていた
有難いことに CMやユニ曲 もでたけど
それでも 、 秘密にしていたんだ
そんな中 呼び出されて一言
佐久間 『 俺の事 、 監禁してよ 』
その言葉を理解するのに間なんてなかった
監禁 、 え 、 監禁 っていった ?
目黒 『 これまた 、 どうして ? 』
佐久間 『 だって 、 めめ と全然話せないし 、 バレないようにはするって言ったけど 、 それにしても 康二と喋りすぎ 』
『 俺だって話したいのにさ 』
そうやって 目を潤ませながら 上目遣いでこちらを睨んでくる
全然怖くないのに 、 逆効果なことを知ってるのだろうか
目黒 『 だからって 、 監禁 は 、、 佐久間くんがきついですよ ? 』
佐久間 『 俺はいいよ ? だって めめ が俺の事 ずっと見てくれるんだもん 』
『 てか 他の人と喋ってるの見るの 耐えられない 』
『 ねぇ 、 俺だけを見てよ 他の人ばっか 見ないで 』
佐久間くん 、 付き合う前に メンヘラ凄いよ ? って教えてくれてはいたけど 、 ここまでだったのか 、、
でもいいや 、
監禁したら 、 佐久間くん の世界が 黒1色で 染まるんだよね
目黒 『 わかった 、 いいよ 』
『 その代わり 、 覚悟はできてるんだよね 』
佐久間 『 うんっ !! ありがと !! めめ !! だ ~ いすき っ !!♡ 』
そして今
目黒 「 終わったよ 、 佐久間くん ほらおいで 、 」
佐久間 「 めめ ~ !!♡ 」
両手を分かりやすく広げると その中にすっぽり収まる
これが年上 だなんて考えられないレベルで可愛い
佐久間 「 今日 誰とも話してないよね ? 」
「 特に 康二 」
佐久間くんは 康二 を警戒してる
たしかに めめこじ でテレビ出演もあるし 、 世間では シンメ として注目を集めている
しかも 康二 の性格だ
誰にでも しっぽを振る犬みたいな性格
佐久間くんが 警戒しないわけが無い
いつか俺を取られたらどうしよう という恐怖に苛まれてるのなら
俺にとっては 好都合かな
目黒 「 話してないよ 、 ほんと 」
佐久間 「 俺 、 めめ がほかの女優さん と仲良くしてるのいや 」
始まった
可愛いでしょ 、 俺の彼女
ドラマ の撮影あったら これの比じゃないレベルで可愛いけど
目黒 「 次のドラマ まだ決まってないよ ? 」
佐久間 「 俺以外に 甘い目線送らないで 」
「 俺以外に ちゅってしないで 」
俺の胸に頭をぐりぐり押し当てながら なんて可愛いことを言ってくる
佐久間くんの 行動パターンは 2つ
1つは 家に帰ってきた時みたいにずっと猫撫で声
あの声の時は いち早く俺といちゃいちゃ したい佐久間くん
そんなときは 思いっきり焦らしたら可愛いんだ
2つは 今みたいな泣きそうな声
好きすぎておかしくなりそうで 、 俺のことをずっと 大切に思ってくれてる佐久間くん
心配させないように 、 甘い声で慰めるのが効果的
目黒 「 ごめんね 、 ドラマの都合上 あるときは あるけど 」
「 佐久間くんしか 、 俺の眼中に無いよ 」
佐久間 「 俺も 女の子みたいに胸があったらなあ 、 」
「 何倍も かわいいはずなのに 」
目黒 「 無くても 、 俺は 佐久間くん のことしか見てないから 」
佐久間 「 こんな俺 、 可愛くないでしょ 」
家に帰ってきた時の あの猫撫で声で駆け寄ってくる最愛の彼女を可愛くないと思うやつがいるのか
あんな自信満々に 自分の見せ方がわかってる人なんてそうそういない
佐久間くん だからできる所業だ
目黒 「 佐久間くん 」
「 顔 見たいな 」
佐久間 「 ん っ 、 」
少し上げた顔を両手で包み込み 、 わざとらしく音を立てて キスをする
すると 佐久間くんの 表情が柔らかくなるんだ
まるで安心したかのように
目黒 「 俺が こうやってキスをしたいのは 佐久間くん だけだよ 」
佐久間 「 ほんと っ 、 ? 」
目黒 「 他の人とは したくないことを 佐久間くんになら快くできる 」
「 ドラマでのキスだって 本当はしたくないよ 」
「 それにほら 、 それ以上だって ね 」
佐久間 「 えへへっ 、 そっかぁ 、 」
「 めめは俺無しじゃ 、 もう生きてけないね 」
目黒 「 佐久間くんも でしょ 」
佐久間 「 うん っ ! 」
やっと満面の笑みに戻った
やっぱりどの表情も好きだけど 、 一番二番を争うほど、 佐久間くんの笑顔が好き
これからも 、 俺だけにそんな笑顔見せてね
大介 。
コメント
1件
書き方 ちょー 好き 🙈🙈 続き 楽しみに してます !!