テラーノベル
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アメリカ×ロシア
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hello!!
皆のヒーローアメリカ様だぜ。得意なことは空気を読むこと。ところで、クウキはどこの図書館に行けば読めるんだ?教えてほしいんだぜ。
まあそんなことは置いといて、今俺様は外出をしている。
勿論マックをeatするためだ。(?)
ファストフード、…なんてすばらしい食べ物なのだろう。あふれるカロリー、そして満足感。さすがアメリカンフード。やっぱりアメリカしか勝たんな。
…え?ハンバーガーはドイツ発祥だろって?
はは、
そんなこと、冗談でも言ってはいけないよ。
わ か る だ ろ ?
….おっと、話がそれてしまったな。
いつもはデリバリーで頼んでいるが、たまには外出して自分の足で行くのも悪くない。
これなら痩せるかもな。ウォーキングはダイエットに良いって聞いたことがあるぞ。これでもうカナダにデブなんて言われないな。言われたら[自主規制]すだけなんだがな。HAHAHA!!(乾いた笑み)
…あれ?
あの人影、既視感があるぞ。
アメリカは駆け足でその人影による。
人影が鮮明になって、アメリカが思い描いていた人物と一致したとわかり、…アメリカは満面の笑みでその人物に抱きついた。
「よぉロシア!!会えてうれしいぜ!!」
「おう死ね」
HAHAHA、やっぱりロシアはツンデレだなあ。
ツンデレ属性というものを日本に教わったときはいいイメージを持たなかったけど、今ならツンデレ大好きだぜ。
「お前もマックに行こうとしてるのか?なら一緒に行こうぜ!奢ってやる!」
「違う死ね」
「じゃあ何処へ行くんだ?一緒に歩こうぜ!」
「嫌だ死ね」
「いつもよりキレキレだな!生理か?」
「死ね」
アメリカは何とも思っていないようだが、アメリカが大声で話しかけてくるので道行く人々に注目され、ロシアにとってはいい迷惑である。
そして、ロシアはアメリカのことをあまりよく思っていない。つまり、ロシアは、「さっさと離れてほしい」一心で死ねを連呼し心を無にして早歩きを心掛けている。
ただアメリカもそう甘くはない。
何度死ねと言われても慣れと鋼のメンタルで何も響かない。ロシアがどれだけ早く歩いても同じ足の速さで歩いてくる。
それは、子供の頃、イギリスが「レディと接するときは歩幅やスピードをレディに合わせるのが紳士としての常識ですよ」と教えられたからである。ロシアはイギリスを一層恨んだ。
しかもアメリカの厄介なところは、アメリカは妨害やダル絡みをしたいのではなく、ただ単に”仲良くなりたい人に積極的に話しかけに行ってるだけ”という点である。
ロシアの中の善意が目覚めてしまい、あまり強く、アメリカの核心をつくような言葉を中々言うことが出来ない。
ロシアは一回自分の事も恨んだ。だけどやっぱりアメリカの事も恨んだ。
「ところでさ、ロシア明日予定空いてるか?遊ぼうぜ!」
「嫌だ死ね空いてない死ね」
お察しの方もいるだろうが、ロシアは本当は明日も暇である。
「今もどうせヒマだから散歩してるだけなんだろ?マック行こうぜ!」
「違う死ね」
お察しの方もいるだろうが、ロシアさん図星をグサグサ刺されまくっています。辞めて!もうロシアのライフはゼロよ!
「HAHAHA!遠慮はいらないぞ!マックは何が好きなんだ?俺は全部好き!!」
「知らん死ね」
「店員さんにドリンク全混ぜしてって言ったら怒られると思うか?」
「死ね」
リズムゲーみたいな会話のテンポに、所々クスクス笑っている人がいる。
ロシアがそろそろ辛そうだ。
ロシアは拳を固く握る。
ついに決心がついたようだ。
「おい、…アメリカ!」
怒鳴るように言うと、..周りがしんと静かになった。
アメリカは、
________目をキラキラさせ、精一杯の笑顔をしやがった。
『ロシアが話しかけてくれた….!!!』
その事実に、アメリカは歓喜していた。
ロシアは言いたかった言葉を飲み込んでしまった。
アメリカは「はやくはやく、何が言いたいの?」…と、急かすようなまなざしで見つめてくる。
…ロシアは言ってしまった。
「…別に、マック、…ついていってもいい…よ、。」
アメロシ。
作者の推しCPです。
もっと増えろ!!!(切実)
コメント
7件
尊い…(尊死
尊い
ロシアの返答が全部『タヒね』なの面白いですww