水平線の先へ
もっと遠く、遠く、遥か彼方へ
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「僕には眩しすぎた」
とある日、彼は一人こう呟いた
ある日彼は言われました。
『戻ってこないか?この殺し屋へ』
もちろん彼は断りました。当たり前の事です
『お前の大切な人がどうなっても良いのか』
それは今の彼にとって一番大切な物です。彼は逃げました。誰にも見つけられない場所へ、、、
「逃げて、逃げて、もうどれぐらいだろうか」
今更遅い、そんな事は分かりきっている、、、けれど
「また、、、会いたいよ」
これは、とある並行世界での話
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ミービィは、前までいた殺し屋に戻ってこないかと誘われた。しかしミービィが『戻る』という選択肢を取るわけが無い、殺し屋はミービィの友達の写真を見せた。『こいつらがどうなっても良いのか』
ミービィは迷った。どうせ罠だということは分かりきっている。けれども嘘だったとしても友達を裏切ることはミービィには出来なかった。ミービィが選んだ選択は、、、
だった
そこからミービィは逃げ続けた。誰にも見つけられない所まで、、、、、、
ミービィは思った。『もう遅いなんて事は分かっている、けれど僕はもう一度会いたい、、、あの友達と』
罪に気付くのはいつも、全て終わった後
fin
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