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—— 病院 / 廊下 ——
(医者の言葉が、静かに落ちる)
— 医者:
……ちぐささんは、亡くなりました。
(時間が止まったみたいだった)
— あっきい:
……え。
— ぷりっつ:
……は?
— まぜ太:
……
— あっと:
……
— けちゃ:
……
(誰もすぐ理解できなかった)
— あっきい:
……嘘、だよね。
— 医者:
……
(その沈黙が答えだった)
— あっきい:
ちぐちゃん……?
(声が震える)
— ぷりっつ:
おい……起きろよ……
— まぜ太:
……
(拳を強く握る)
— あっと:
……まだ……
(言葉が続かない)
— けちゃ:
……
(目に涙が溜まる)
— けちゃ:
ちぐ……
(声がかすれる)
— けちゃ:
俺たち、待ってるって言ったのに……
(涙が落ちる)
— あっきい:
約束したじゃん……!
(涙が止まらない)
— ぷりっつ:
旅行……行くって……
— まぜ太:
……
(まぜ太は何も言えない)
(ただ下を向く)
— あっと:
……
(静かな廊下に、すすり泣く声だけが響く)
—— 数日後 ——
(AMPTAKの部屋)
(椅子が6つ並んでいる)
(でも、1つだけ空いている)
— あっきい:
……
— ぷりっつ:
……
— まぜ太:
……
— あっと:
……
— けちゃ:
……
(誰も座れない椅子)
(そこは)
ちぐさの席だった
(でも)
(みんな知っている)
(あの笑顔も、声も、全部)
(ずっと忘れない)
(だから)
(空いた席を見ながら、前を向く)
— あっきい:
……ちぐちゃん。
— けちゃ:
見ててね。
— まぜ太:
俺ら、続けるから。
(6人だったグループ)
(でも)
(これからも)
AMPTAKは6人のままだった。
—— 完 ——