設定
・🌸☄️
・最初きついとこはきついとこもある
・死ネタ(🌸)
・人をあまり信じれない🌸が初めて恋をして終わる話
・🌸寿命が短い
・☄️が🌸にでれでれ
・キャラ崩壊
mk視点
みこは人を信じない。
とというよりか、人を信じれないと言った方が正しいのかもしれない。小さい頃、さくらみこは仲良かった女子達からある日突然虐められるようになった。理由はわかっている。みこがその時「寿命が短いんだよね」と発しただけである。普通に生きれない。普通より短いだけ。普通より体が弱いだけなはずなのに。なんでなんだろう。
「またみこちやーな顔してる。」
「うるさい」
「恋人の前でそんな顔したらこっちまで〜」
「こ、恋人…」
「何回言うの笑 みこちはすいちゃんと恋人になったの!!昨日」
「わかってる」
「ならいーですぅ〜」
いつからか星街すいせいに恋をしたのかは覚えてない。ずっと昔かもしれないし、最近かもしれない。ただわかるのはすいちゃんがみこを好きなことだけ。きっと多分告白をOKしたからみこも好きなんだと思う。ずっと言われて来たからすいちゃんに。みこより表情豊かなすいせいにどこか。
「あっ!みこち今幸せな顔だ」
「うるさい」
「うるさいしか言ってくれない〜」
「うるさいもん」
「好きって言ってくれたっt」
みこはすいせいの近い顔をぐいっと遠ざけた。心臓が早くなっているだろうきっと。確信はできない。あとすいちゃんに好きというのはどこか詰まってなかなかに発せない。言いたくないのかも。
「はーあ!すいちゃんはみこちのこと大好きなのに」
「ありがとう…」
「いーえ?みこちは?」
「…みこも同じ気持ち」
「やった〜!!」
「すいちゃん時間だよもう」
「え、うっそー、早すぎ。今日もみこちと話せて楽しかった!」
「ありあと…」
笑顔で帰っていったすいせいにみこは釘漬けになっていた。
そして関係が続いて高校を卒業して同居もした頃だった。初めての喧嘩をみことすいせいはした。
「一緒に寝たっていいじゃん!」
「みこがやだ」
「本当…高校時代からもそうだったけど、みこちってほんと素直じゃないよね。本当に好きなの?すいちゃんのこと」
「っ…」
「なんなの。好きじゃないのに付き合ってたの?」
「…」
「ずっとすいちゃんだけだったの…?」
「違う…」
「違うなら好きって、愛してるって言ってよ!!言ってくれないならもういいよ」
言いたかった。言えなかった。いつも大事なところで。ずっとすいちゃんに言えないことを後悔している。でもこんな気持ちを今言えないのだろう。すいちゃんが出ていって何週間もした後、みこは寝てしまった。目覚めたときには病院だった。しばらくすると看護師が医者を呼んで医者の話を聞いていた。
「さくらさんは、もう1ヶ月程しか生きれません」
その時すいせいのことを思い出した。喧嘩してしばらく連絡を取ってないことを。みこがいえばいいはずなのに言えなかった。連絡を送れなかった。起きてから早々罪悪感に押し潰されそうになっていた。
「そう、ですか」
悲しくもなくすいせいが幸せなら。そう思った瞬間少しばかり罪悪感は消えていた。
「お母様から聞きました。恋人がいるとの事で。どうしますか?寿命のことは言われていますか? 」
「まだ言ってないです」
「言っておきましょうか?」
「みこの口から言ってみたいです」
言えないけど言えると思う。なぜかその確信だけはあった。そして2週間近く経ったのかもしれないみこはすいせいに電話をした。
「もしもし」
「もしもし?」
「今までごめん。ずっと色々と言えなかった」
「うん」
「あのね、みこ実は寿命が普通より短くてもうすぐで死んじゃうと思うの」
「は!?なんで今言うの!!今すぐ行くからちょっとまってて!!どこ病院?家?」
「〇〇病院」
「わかった。行く」
その言葉とともにブチっと電話は終わった。
si視点
あのばか!!今なんでそんなこと。泣きながら走っていた。タクシーなんて拾わなくていい近くだ。と思いながらちょっとばかり実家から遠い病院へ向かっていた。途中からさすがに呼べば良かったのかなと後悔していたがそんな気持ちよりみこちを優先した。目を擦りながら、病院へ着いた。
「どうされましたか」
「…はぁっ。さ、さくらみこどこですか」
「ご案内致します。あとこちらを受け取ってください」
病室へ息を整えながら歩いていた。すると曲がり角を曲がってちょっと先に視線をやるとさくらみこ様。と書かれた文字がはっきりとわかった。その瞬間走り出していた。ドアを強く開けみこち。と言った。すると窓の外を見ていたみこちは早っ!と言いながらとキツそうに笑っていた。
「ほんとにバカちだよ」
「そんなぎゅーって抱きしめられると、きついにぇ…。」
「好きって言うまで離さない」
「…っ。す、、き」
「なに。離してほしいの?」
「や。そのままで…いて」
「ふふっ、わかった。」
「すいちゃん、あったかい、」
「でしょ?ずっと拒否してたくせに」
「う、、」
「みこちちょっと今きつい?」
「ちょっとだけ」
「はい、これ薬。看護師さんから貰ったから、これ飲んでねよ」
「…うん」
みこちはずっと寝ることを拒否していたなそういえば、と思ってつい発言していた。
「やっぱ部屋寝室一緒じゃやだ?」
「そういうんじゃいなの。寝顔見られたくないってのもあるし、よく夢に昔のこと出てきてやな顔見られたくないの」
「すいちゃんは全部好きなのに」
「うるさい」
「あー!!また」
「ふん」
「けどいまさっきよりずっと幸せそうだよ?寝てみない?悪夢ないよ」
「信じるからね。」
「いいよ」
「じゃあ、おやすみすいちゃん。愛してるよ」
「うん。おやすみ。私も愛してる」
私がみこちに渡した薬は睡眠薬だった。
コメント
21件
やっぱmiCometもいいですね🙏✨ 物語の構成とか、世界観とか好きです😭
なんて良い話でしょう…🥲
泣きそう、、、泣