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〜主人公がこの物語のヒロインだったら〜
「リール様!リール様!」外国の人の名前?を呼ぶ声が聞こえる
「朝からうるさいなぁ」
「リール様!やっと起きた」リール?私はそんな名前じゃないのに
「今日はリール様が学園の入学式に行く日ですよ!遅刻なさってはならないでしょう」
「学園?入学式?なんのこと?」学園もなにも私は社会人だからもう学生の頃には戻れないはず
「寝ぼけてないで早く準備して下さい!」
よく分からなかったけど怒っているみたいだったから早く準備をしようとしたところ
目の前に鏡があった
「なんじゃこれ!?」鏡には見たことの無い金髪でカールな綺麗な女性が映っていた
パジャマなんだろうけどとても綺麗なドレスのような服を着ている
「リール様!そんなはしたない言葉をおっしゃらないでください!」よく彼女の事を見ていたらメイドかのような服で後ろで髪を括っている
取り合いず準備をしよう
「えぇと私は今日学園の入学式に行くのですのね」お嬢様の様な見た目をしていたから一応口調を変えた
「まだ寝ぼけていらっしゃるのですか?
リール様が待ちに待ったお嬢様学園ですよ?」お嬢様学園?リールと言う人はお嬢様という存在に憧れていたの?
「きょ、今日だったのね、お嬢様になりたいのに忘れちゃだめね」それっぽいことを言っといた
「貴方がリールちゃん?」馬車に乗って連れられてきたのは見たことの無いお城だった
これがお嬢様学園?
「はい、私はリールです、貴方は?」
「ごめんなさい自己紹介がまだだったわね、私はこの学園のお嬢様と呼ばれているマリーノ」マリーノ…勿論聞いた事のない名前
お嬢様と呼ばれているからかあそこに沢山いる方達とは違う雰囲気がする
「マリーノさん、私に用ですか?」
「用というかリールちゃんの学園紹介の担当になったからお迎えに」
「あら、それは失礼しましたよろしくお願いします」別に紹介しなくても勝手に見回るけど、ここは好印象を
マリーノ、彼女は学園1の美少女で皆からしたわれるお嬢様的存在
私リール、お嬢様に憧れてお嬢様学園に入学式した国で6番目に偉い人の所に生まれてきた美少女
「ここは美術室事業とかで絵を描いたりするところよ」
「これで全部の教室は回りましたわね」お嬢様ってのは名前だけで中身はごく普通の学校みたい
「ありがとうございます
それじゃ私はここで…」
「あっまってリールちゃん私もっとリールちゃんのこと知りたいからお茶しない?」
「入学式もう終わったみたいなので早く帰りたいのですがお茶ぐらいならいいですよ」今更だけどもしかしたらリールはマリーノが嫌いなのかもしれない私自身は別にいいけど心の奥で嫌だという気持ちがある
また新しい事が分かった
マリーノはこの学園、いやゲームの主人公で
リールはマリーノの敵となるゲームのヒロインだ
なぜ私がゲームのヒロインに?
「リール様!ここにいらっしゃったんですね、もう帰りますよ」
「あらもうそんな時間?マリーノさんと話すのが楽しくて時間を忘れていましたわ」
「私もリールちゃんとお話するの楽しかったわ気をつけて帰ってね」
家に帰って改めて庭などを見たが流石6番目に偉い人の家、広いだけじゃ表せないほど広い
色々とあって疲れたからもう寝ることにした