「はぁ〜つまんない…」
「そんなこと言うな…」
「だって本当につまんないんだもん…」
「…」
「急に黙んなよ」
僕らが何故こんな会話をしているかと言うと…
相手を×××しないと出れない部屋に閉じ込められてしまったからだ…
その×××とは…
相手を殺さないと出れない部屋…
だから俺は大親友の涼真を殺さないとこの部屋から出られないのだ…
これを見てる人へ
俺の名前は遥亮だ
俺は何故か現実に干渉出来るみたいだ
もし俺が涼真を殺しそうになったら止めてくれ…お願いだ…
ちなみにこの部屋には様々な凶器が置いてある…
ナイフはもちろん
拳銃.ロープ.注射器.劇薬.ハンマー
等他にもたくさんの凶器が置いてある…
なんなら証拠隠滅用の道具まで置いてある…
どれだけ俺を殺人犯にしたいんだ…
俺はこんな事したくないのに…
無性に涼真を殺したい…
誰か俺を止めてくれ…!
お願いだ!
誰か…誰か!
グサッ
そんな生々しい音がした
怖かった
でも俺は少し笑みが零れてしまたった…
その後も俺は涼真に何度も
グサッ!グサッ!グサッ!
「ハ…ハハハ…ハハハハハハ!」
「遥…亮?」
「やめっ…」
グチャ!
涼真は俺に話し掛けていたようだかなんと言っていたんだろ…
ガチャ
扉の開く音がした…
俺はとてつもない優越感に浸っていた…
××?
俺はもうさっき殺してしまった大親友の名前すら分からない…
その後俺はたくさんの人を殺した…
俺はただの愉快殺人鬼になってしまった…
「どうしてこんなことになったんだろ…」
今日も俺は亡き大親友の写真にそう語りかける…