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催眠 おまけ
「時也くーん?夜部屋来て」
「、はい…」
「んは、逃げないでね?」
「、、、、っ!」
もう完全に弱みを握られた。
催眠はまだ続いて、スマホに自分の恥ずかしいところを撮られている。
夜は首を噛まれたり、尻を叩かれたり、よく分かんない棒を押し込まれたり…。
認めたくないがこの躾に気持ちよくなっている自分は俗にいうМという人種なのだろう。
催眠の効果は厄介でから体は命令を聞くのに意識は残る、意識も消えれば良かったのに。
「ちなみにさ、」
「はい、」
「まだ自分が催眠にかかってると思ってる?」
こくりと頷く。
俺の体が意思と反対に動くのだ、かかっているに決まっている。
「わ、無自覚なんだね〜、言っとくけど〜もう催眠は切れてるよ?」
「、、は!?」
「君は気持ちよくなりたいから従ってるだけ」
「…そんなこと、、」
「んー、じゃあ今からする命令無視してみて、そこの本取って」
…………!?
余裕で命令を拒める。
「次行くよ、キスして」
次は命令通りに動く。
「んは、やっぱり、今の君は僕に乱されたいだけの変態だね」
、、認めたくない。
この人に堕ちたなんて。
しかし赤井さんの命令が発せられるたび体のどこかがきゅう、と疼く。
、、、、赤井さんとキスしたい。
「あ、の」
「なあに?」
「きす、、したい…」
「ん、いいよ」
赤井さんの方が背が高いため背伸びをする。
すると赤井さんは微笑み屈みながら背中が壁につくよう追いやってくる。
唇と唇が触れ合う。
ちゅっ、と小さく音を立てれば赤井さんの目つきは鋭くなる。
唇が離れると思えば舌が口内に入ってくる。
舌先で中をぐりぐりされたり歯列をなぞられたりする。
これまた初めての感覚に耐えれず情けない声とどちらのか分からない涎を漏らす。
「ん、ふぁ、ぁぅ、、」
「ぷは、深い方したことない感じ?」
「きもちよかった、、」
「キスだけでこうなるなんて淫乱だね〜」
「もっかいする、、」
「せっかく壁際なんだし股ドンしながらするかな」
股ドン?の意味は分からないが赤井さんに身を委ねれば気持ちよくなれる。
、、、、自分はどうしてここにいる?いや、思い出さなくていい。
今はキスのことでは頭がいっぱいだ。
はやくほしい。
ねえはやく。
end