テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
桜空

415
374
16
え…なんかいるんだけど…
〜前回までのあらすじ〜
人質から開放され無事、業務を終え帰宅中の遥奈。
ルーティーンとも言えるコンビニでビール調達をやりに行くと
そこには二人の兄の姿が…
って訳なんだけど…なんでいるのかね…
竜胆「兄ちゃんどっち?」
蘭「どっちとも買っちゃお〜」
ってか普通に買い物してんだけど…
今行ったら完全にやばいよな…
よし。今日は潔く帰ろう。ウンウン
そして帰った。
そして部屋について、食事,風呂を済ませた。
あとは寝るだけとなったその時に、彼奴等は来た…
『は〜い、いまでま〜す』
その時ふと思ったのだ。
宅急便やデリバリーは一切頼んでいないが何故、インターフォンがなったのだろうか…と、
太宰かもしれないのもあるが、太宰は部屋にいる。
なぜわかるかって?
それは私がつい先程ポストに溜まっていたチラシを太宰のところまで届けに行っていたからだ
まぁそんな事はいいから取り敢えず開けろと自分に言い聞かした。
『どちら様…で…』
一瞬自分の目を疑った。
なぜなら…そこには私の…9年前に離れた私の実の兄達がいたからだ。
蘭「ほらぁ、やっぱり遥奈じゃん♡」
竜胆「ホントだ、顔がまんま。」
『すいません。夜遅いんで、さようなら』
それだけを言い残して扉を閉めようとした。
閉めれない。
いくら力を入れようが閉めれない。
いや、これは閉まらないんだ。
『あの、なんですか?』
蘭「可愛い可愛い妹の顔をたった数秒しか見れないなんていやじゃん?」
『いやぁ…そう言われましても…』
竜胆「どうした?仕事で頭でも打ったか?」
『否まず怪我してませんケド…』
蘭「じゃあどうして とぼけるの?」
『…さぁね』
ついに面倒臭くなったのか、私はこんな行動をとった。
『…』左右確認
竜胆「おい、何してるんだ?」
『…』上下確認
蘭「何してるの?」
なにもないことを確認し、私は兄貴へ…
『静かにご退散願います。』
一発食らわしたのだ。
即鍵を締めた。
そして、鈍い音が部屋へと残った…
『はぁ…特定された…』
明日までには退散してくれればいいな
と願いながらお肌のスキンケアをする。
布団へ入り、寝る頃には微かに雨の音が聞こえ、
これで今日の事件は解決したと思ったのだ。
まぁ意地強いし。車を停めて車中泊って可能性もある訳で…
色々と大変な兄弟を持ったと、改めて感じる事になった。
2024.7.20
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!