テラーノベル
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──律儀で真面目な新兵なんだろう。
そう思った。
ああいう奴はたまにいる。
だからさほど気にも留めなかった。
…はずだったんだが。
「リヴァイ兵長!
おはようございます!
先日はいきなり押しかけて
すみませんでした!」
「あ!兵長!お疲れ様です!」
「兵長!!」
………
……
その新兵は俺を見かけるたびに
子犬みてぇに走ってきて声をかける。
…こいつの目的は何だ。
「リヴァイ、新兵に懐かれてるのかい?」
「物好きな人間もいるものだな。」
同僚の冷やかしの目も相まって
ことさら鬱陶しい。
そんな日がひと月ほど経っただろうか。
「…おい。」
いつものごとく話しかけてきた新兵に
俺は声をかけた。
俺から何か返答があったのは
初めてだったからか、
そいつは驚きと期待の目で俺を見た。
「お前のような浮かれてる奴は
壁外ですぐに死ぬ。
異動願いを出したらどうだ」
「…」
「えっ…」
コメント
1件
リヴァイ兵長、新兵にずっと絡まれててちょっと可哀想だけど笑っちゃいました(笑)「子犬みてぇに走ってくる」って表現が可愛くて、でも兵長の塩対応が寒くて…最後の「異動願いを出したらどうだ」の一言、めっちゃ刺さりました。新兵の「えっ…」が切ない。続きどうなるんだろう。
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