気づいたら手が違うものを書いてたんです。
許してください。
〈かるーい設定〉
・付き合って1年くらい
じゃ、すたぁーとっ
お風呂に入り、寝室の方へと向かっていたら、君の声が聞こえた。
「ん?あー、はいはい」
どうしたんだろ?誰かと電話でもしてるのかな?
そう考えて部屋の中へ入ると、果たしてその予感は当たっていたようで、君はスマホ片手に振り向いた。
画面から少し顔を離して、君は口を開く。
「ごめん、!今親から電話かかってきてもうて…」
あー、なるほどね。
俺は大丈夫だと伝えるために頷き、君の方を見遣る。
安心したように頷き返す君は、また電話へと戻って行った。
「あー、ごめん聞こえる、?」
…頷いては見せたけどやっぱ、なぁ、
俺がいるのに、君が俺じゃない人を見ていることにもやっとする。
親にまでこんなこと思っちゃうなんて、ダメだなぁ、
前から他の人が君と話したり、ベタベタしたりしているのを見るとこんな気持ちになることがあった。
でも、俺のぷりちゃんだし、絶対にゆずらないし、
ベッドに腰かける君の膝の上に頭を乗せて寝転がる。
俺だけ、見ててよ。
俺のその行動に驚いたのか、君はふっと笑い頭を撫でてくれる。
「んへへ、///」
やっぱ、やさしいな、
「はいはーい、じゃあまた、」
そう言って電話を終えた君は、俺を抱き寄せる。
「ねぇ、ちぐ?」
「んー、?」
「俺は一生ちぐのことしか見てないからな?」
「えっ?、なんで…?!///」
先程までのもやもやの原因とも言えることを言われ動揺してしまう。
「だって、さっき『俺だけ、見ててよ』って言ってたから。」
「ふぇっ、///言っちゃってたのぉっ、?教えてよぉ、!///」
「ごめんなぁー?ちぐが可愛かったからさぁ」
「もぉー、!///」
「でも、」
と、君が言葉を紡ぐ。
それは先程までの軽いやりとりとは違い、ゆっくりと、優しく紡ぎ出す、極上の想い。
「ちぐがもう二度とそんなこと思わんように、俺の好きを分からせたる」
「へ、?」
君が唇を重ねてきた。
いつもの触れるだけの軽いやつじゃない。
もっと深くて、想いのつまった、甘い甘い大人のキス。
「んむっ、んんっ、んっ、はぁっ、///」
こんなの、知らない。
キスって、こんな気持ちよかったんだ。
こんなに甘かったんだ。
知らず知らずのうちにハマった快楽の罠から抜け出せず、頭がぼんやりし始める。
それでも、その快楽に浸っていたくて、もっと君を感じていたくて、俺は舌を絡める。
その快楽に、嬉しさに、溺れて、
ほら、また好きになっちゃった。
「ね、」
「なーに、?」
「すきだよ」
数秒停止したように見えた君は、ふっと笑って口を開く。
「俺もや、!」
ね、ぷりちゃん。
何十年か経って、髪が白くなって、身体も思うように動かなくなって、今の俺たちとは何もかも変わってもさ。
君を想う気持ちだけは変わらないよ。
大好き。
おーわりっ
痴漢系はちょっと待ってて、!
まだ書けてないのぉ、
ごめんねぇ、!
じゃ、ばいばーい!!
2/11修正