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第7話「全部、いらない」
「……最近、愛美さん変わったよね」
バイト先の休憩室。
聞こえないふりをしたけど、
耳はちゃんと拾ってた。
「前より明るくなったような…でも逆に怖くない?」
「なんか、急にしゃべらなくなったりするよね…」
愛美はスマホの画面を見つめたまま、心だけ遠くへ飛ばしていた。
タイムラインは誰かの日常で溢れてる。
なのに、自分はそのどこにもいなかった。
……この世界に、わたしの居場所って、あったっけ。
夜。
部屋に戻ると、ウサちゃんがベッドに座っていた。
まるで待っていたみたいに。
『おつかれさま、まなみ』
『もう、がまんしなくていいんだよ』
「……ねぇ、ウサちゃん」
「仕事も、友達も、家族も、
どれも全部、わたしをちゃんと見てくれなかった」
「だったらもう、いらないのかな……って思っちゃうの、だめ?」
ウサちゃんは、やさしく首をかしげるように見えた。
『まなみが傷つかなくて済むなら、
ぜんぶ、ぜんぶ手放したって、いいんだよ』
「……本当に、いいの?」
『うん。まなみには、ぼくがいる。
もう、だれの目も、言葉も、必要ないよ』
愛美は目を閉じた。
胸の奥で、なにかがぽろりと崩れた。
携帯の電源を落とした。
制服を脱ぎ捨てた。
カーテンを閉め、部屋の光を消した。
ただ、ウサちゃんの声だけが、
暗闇の中で、すぐ隣にいた。
『大丈夫。ここが、まなみの世界』
ここで次回予告!てか、次回予告って初めてだな
まぁいいや!次回予告どぞっ!
次回!第8話では!
愛美が“完全に外の世界とのつながりを断ち切る”回!
部屋の中だけがすべてになり、
ウサちゃんの声が、まなみにとって唯一の“現実”になっていく
なんかすごい次回予告になったね!みんな忘れてるかもだけど実はこのお話、自分の中にあったアイデアを整理して、AIと一緒に書いたお話!なんだ!みんな忘れてたかな?忘れててもしょうがないか、、
ばいびー!