⚠️
rdpn
ちょいえろ
雑
本作は本人とは関係無
読み直してみたりしてないから誤字脱字とかあると思いますが暖かい目で見てください。
ではどうぞ
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pn視点
「ん゙ん…一旦ここまでにするか……」
ぐぐ、と大きく伸びと欠伸をした。
a.m.10から始めp.m.10の12時間ぶっ通しで編集をして、溜め録りされた動画の1本が終わりに差し掛かっている。
今は過疎ってしまっているソロチャンネルを動かそうと溜め録りした自分を叱りたい。
なんて無謀な事をしたんだ……と。
いやまぁ視聴者のために努力した結果だし??うん、俺偉い。
なんて、言い訳か。
「ゲームしたい……」
不意に出た言葉は自分から出て空中で方向を360度かえてこちらに返ってきた。
ぐさりと刺さった言葉。
初めは視聴者のためとか、視聴者の好き嫌いを考えてやったんじゃない。
ただ自分が楽しんで、それを世界に発信したかっただけ。
それだけなんだ。
でもいつからだったか。
いいね数が少ないと不安になって、バットの数字が増えるとその場に崩れ落ち、アンチコメを見かけてしまったら、視界はぐわぐわと揺れ、吐瀉感を感じて逃げたくなる。
……自分は一体何から逃げているんだろうか。
ああ、駄目だ。暗くなってしまう。直そうと思っても直らない。
元々暗く考えがちな頭は、成長することなく自分を身体だけ進ませ、自分の脳を縛って一生大人にはさせてくれないみたいだ。
だから僕は大人になれない、
意図してはいないが、ある意味その通りだな、
自分を嘲笑してみた。
ああ本当にいけない。このままではどんどん暗くなる一方だ、誰か、誰か。
心を満たして依存できる何か。
「ぺいんと」
優しく柔らかい声が脳に響いた。
付き合ってもなければメンバーでもない。
彼が仲良くしてくれているだけ。
それでも、それでも。
疲れたり、悲しくなったり、自暴自棄になると毎回毎回、彼の声が頭に響いて、
“会いたい”なんて思ってしまう。
そして、こんな時に限って毎回毎回、
〘編集終わったからお前ん家遊びに行ってい〜?〙
とLI〇Eがくる。
ずるいな、彼は。
欲しいと思ったら、彼から来てくれる。
そんなんだから、自分は甘えてしまうんだ。
〘いいけど酒買ってこいよ〙
なんて強がってこんな返信をしてしまう自分が許せない、けど彼が
〘任せろw〙
なんて許してくれるから、自分の最低さを目の当たりにしなくちゃいけなくて、同時に彼のことを自分がどれほど好きか、彼を自分と繋げたくなっているのか、そのひたすら隠そうとしてきた事実を目の前に突き出されてしまう。
……もっと俺に厳しくしてくれよ、
なんて思いながらぼーっとしていたら、家のインターホンが鳴り、玄関まで歩く。
どんな顔をすればいいか、どんな風に話しかければいいか。
初歩的なことが分からなくなる。
今の感情を出す?そしたらどれだけ醜い顔になるんだろうか。
やはり駄目だな、もう扉の前なのに、最悪な顔してる。
「ちょ、ぺんさーん?寒いから早く入れてよ〜」
彼の優しい声が廊下に響く。
待って、嫌だ。
彼の声を聞かれたくない、彼が自分に言ってくれた言葉を、他の人に聞いて欲しくない。
それは自分のなのだ。
そう焦って勢いでドアを開ける。
その時の彼の顔は、驚いて、そしてすぐに、悲しそうな顔をした。_
rd視点
ぼーっと時計を眺めていた。
今日は特に何もしていない、編集だってもう終わらせた。
時間投稿ももうした。
そして暇になった。
配信は最近少し面倒に感じている。
自分は元々一人、いや運営もいたがソロ活動と言える動画方針だったため、一人は慣れていたが。
コラボするに連れて人と接することの楽しさを知ってしまったため、最早一人が苦になってしまった。
まぁ、所謂“寂しい”と言うやつだろう。
こんな感情、前まで無かったのになぁ。
そした寂しくなると、いつも彼の笑顔と声が、頭をトンカチで殴られた衝撃のようにフラッシュバックする。
最初はこの現象が謎だったが、今では分かる。
これは恋だろう。
彼が好きだから、自分が弱ると彼が出てくる。
自分を保つために。
まぁ、好きは伝える気はない。
男からの恋愛視なんて彼からしたら邪魔だろう。
それに今は実況者を楽しみたいだろう。
色んな人とコラボして、色んな企画して、自分以外の人と笑って……
…嫌だなぁ
こんな嫉妬してしまうなんて、自分は幼稚だなぁ
とか思ってみたり。
でも彼なら、いつも自分が寂しいと思って会いたいと声をかけたら、いつも断らず、家にあがらせてくれる。
…貞操概念大丈夫かあいつ。
いや、襲おうとしてないけど!!
それでも、もし俺がヤバいやつだったら……
いや、違うか。
彼は自分を信頼してくれているんだ。
…なら、信頼って言葉を借りて、甘えてもいいよな……
〘編集終わったからお前ん家遊びに行ってい〜?〙
勿論編集なんて嘘。
でもこんな時間に会いに行くのに、何もしてなくて寂しくなって会いたくなったなんて。
言えるわけもない。
〘いいけど酒買ってこいよ〙
その返信にほっとした。
彼は優しい。そんな優しさに漬け込んでしまう自分は最低だろうか。
駄目だな、彼に甘えすぎ。
なんて考えながら、ウキウキで外を出てコンビニで会計をしてしまっているんだが。
だって、仕方ないだろ、、優しいのが悪いんだ。そうだそうだ。
あてか、返信してないや。
〘任せろw〙
…っよし、まぁもう買っちゃってるけど。
彼の家までの道。
歩きで10分くらい。視聴者には話していないが名古屋から東京に引っ越したらしい。
メンバーとコンタクト取るのに大変、だそうだ。
…俺のためではないのか、
あ゙ーーーまた…
もうやめよう、こんなこと考えるな。うん。
こんなこと考えてるとほんとにすぐ着くんだなぁ。
いや、自分がウキウキで少し歩くスピード早かったか!?周りから変な目で見られてたらどしよ、、
なんて考えながら彼の家のインターホンを押す。
扉の奥から歩いて近付く音が聞こえ、それは目の前で立ち止まった。
第一声どうしようか、やっほ、とか?いや軽すぎ?こんばんはー、は硬いな……
うーん、いや、顔見れば思いつくか。
と考えていてもドアは開かない。
?
どしたんだろうか、声をかけてみる。
「ちょ、ぺんさーん?寒いから早く入れてよ〜」
…実は来ちゃ嫌だった!?もしかしてくそ迷惑?
うぁ、やべ文面だとそりゃ隠すことできるよな、読み取れない自分の頭の弱さが嫌になる…
と反省をしていたらガンッとドアは勢いをつけて開き、それにビックリした。
そして更にビックリしたのは。
彼の、苦しそうで悲しそうな、ぐちゃぐちゃに歪んだ顔。
思わずこちらまで悲しくなってしまう。
その顔になるまで、一体どんなことを考えてた?
誰のせいでそんな顔してるの、そんな顔させる奴、俺が叱るから。
そんな顔しないで、
思わず彼を包み込んでいた。
優しく、ギュッと。
「ッ、ごめ、らっだ…」
彼は苦しそうにそう声を吐いた。
「……ぺいんと、あったけ〜〜」
「は?」
わざとニコッとして、彼の顔を見つめ、先程より強く抱きしめる。
「寒かったんだって、外。早く開けろよなドア」
「……お前が急に来るからだろ!!」
相変わらずのデカい声で叱る彼。
でも、先程の苦しい声じゃなくて、いつもの弾んだ声。
良かった、彼にあんな顔は似合わない。いや可愛かったけど。
もう一度顔を見る。
今度は笑ってる。
うん、やっぱり、この顔が1番好き、きっと彼に惚れた理由だろう。
「早く離せよ」
「中に上がったらもっかいハグしていいなら」
「彼女みたいなこと言うな…w」
「もし俺らが付き合ったらお前が彼女だけどな〜?」
「それはねぇわw」
なんて談笑しながら彼を離し、彼は家の中に上げてくれる。
先程は焦っていて感じられなかったが、安心してみると、彼の家の匂いが鼻腔を刺激した。
安心する匂い。
表情が緩む。
「お、ちゃんと酒買ってきたか」
「あったりめぇよ」
2人で買ってきた酒を1本ずつ取り、残りを冷蔵庫に入れてもらって、ソファに隣に座って共に乾杯をし、酒を含む。
「っか〜〜〜」
「っ、wじじいかよ」
飲み込んだ後に、くすくす笑って少し辛辣な言葉をかけてくる。
彼のその表情に安心した。
「なぁ、聞いていい?」
「……さっきの?」
「そう」
「いいよ」
気のせいか、彼の返しが単調になる。
「……何かあったの?」
聞いていい、なんて聞いたが。
聞きたいことがあるはずなのに頭で整理できず、少し間を空けて聞く。
「、疲れてただけ。編集で」
それだけ、だろうか。
何か隠している気がして怖い。
「そんだけ?」
「そんだけ」
しーん、と沈黙がリビングに響く。
その沈黙は重く自分にのしかかった。
「俺には言えないこと?」
その沈黙を破るように吐き捨てた言葉。
彼はワンテンポ遅くこく、と頷いた。
自分には、言えないこと。
他の人には、言えること?
それは嫌だ。
「……よし、今から俺暴露しまーす」
「!?」
驚いたようにこちらを見る彼。
その驚いた表情、可愛くて大好きだ。
他にも、少しくせっ毛気味な髪も、隠れた片目も、凄いいい匂いすることも、誰よりも優しいことも、誰よりも繊細なことも。
本当は全部知ってる。
彼が脆いこと、そこも全て、愛しているんだ。
「俺好きな人いる!」
そう放った言葉は、僅かに彼の瞼をピクリと動かした。
「…お前も知ってる人」
「…いなりさんとか言うなよ!?俺流石にらっだぁと言えど友達の奥さん寝とるような奴は嫌いになるぞw」
無理して作った笑い、きっと今まで色んな人には通じてきたんだろ、それ。
誰も、彼のSOSに気付かないんだ。
こんなに、分かりやすいのに。
「俺の好きな人な_」
言おうとしたら、彼が自分の口を両手で塞いだ。
そして、瞳からポロポロと雫を落とす。
「…ぁ、あれ、ごめっ、なんか…止まんない、ぅあ、」
顔を下に向け、見られたくないという風に隠す彼。
ソファに雫の落ちた跡がつく。
彼の手をそのままぐぐ、と押し、彼の顔を覗き込む。
そして手を退かす。
彼の手首をつかんで、拘束する形。
ああ、いけない気持ちになってしまうな。
泣き顔の彼を拘束するなんて。
「俺の好きな人ね、」
「ッ_」
「お前」
呆気を取られたような、目を瞑った彼がこちらを目を見開いて見つめる。
引かれたかな。
あーやっぱ言わない方良かったかも。
そう思いながらも、口は休むことなく動く。
「お前の声も顔も性格も全部好き、コラボ動画してるの見て楽しそうだとすんごい悔しいし嫉妬するし腹立つ。俺だけでいいじゃん、俺誘えよ、って思っちゃう」
「ぁ、ちょ」
「お前が楽しそうにメンバーの話してる時の俺の顔、見たことないっしょ。笑ってるけど本当はすんごい怖い顔してるんだよ」
彼は声にならないような表情をしてる。
彼ともう遊べなくなってしまうのだろうか、
……それは、やだなぁ、
泣きたくなってしまう。
「ごめん、急にそんなん言われたら嫌だよな」
彼の手を離そうとすると、彼は引き気味だった体をぐい、と寄せて顔を近付ける。
「おっ、俺も!」
口をもごもごとさせて目のやり場をどこにやればいいのやら、という顔をしている。
「俺、も…らっだぁが好き、」
その発言が予想外すぎて、不意すぎて、嬉しすぎて。
顔がニヤける。
「ぇ、何笑ってんの……」
「ごめん、ぺいんとが可愛すぎて」
「はぁ!?」
耳まで赤く染めてぼそぼそと小さい声で文句に似た何かを言っている。
「じゃあ…俺ら両思いだね?」
ニヤッと悪い笑みを浮かべた。
「そ、なるな……」
目を逸らした彼がそう頷く。
「じゃあ、付き合ってくれんの?」
「…男同士って付き合えんの?」
「結婚は出来ないけど付き合うのは自由だろ」
その発言にパァ、と顔を明るくする。
あ、これきっとこれで悩んでたんだろうな。
無知識なやつ。
じゃあ、男同士のやり方も知んないのかな。
まぁ俺もやったことは無いけど、やり方というか、そういう動画は何回か見てる。
だって我慢できねぇじゃん。
…彼は自分が彼で自慰をしてると言ったらどんな反応するんだろうか、
変態か?これ。
嫌われるかな……
…いや、この疑問は愚問だな。
「ねぇぺいんと」
「なに?」
ようやく溜まった熱が冷めてきた体を手で扇いでいる彼。
「ぺいんとでシコってるって言ったらどーする?」
ぽかんと口を空けフリーズする彼、可愛い。
「は、ぁ…はぁ!?」
また顔が真っ赤に染って、そして逃げ出そうとする。
あ、なんか動画で逃げようとしてる男の人を引き寄せて激しくやっちゃう_みたいなの、見た事ある。
きっとこんな感情なんだろう
あー犯してぇ
「ぺいんと〜逃がさねぇぞ〜?」
悪い笑みを浮かべて彼の手首を強く握った。
「大丈夫、俺やったことは無いけど動画みて勉強してるから」
「そういう問題じゃない!!」
「なに、ベッドがいいの?ムード大事にすんだね〜」
「違う!!」
「ぺいんと今日から女の子だね」
「ぬぁ゙、」
彼の体を持ち上げ、彼の家の寝室に連れていき、ベッドに少し強引に落とし、そしてすぐに覆い被さる。
「1度は言ってみたかったセリフあってさぁ」
「どけ!」
強がって自分を剥がそうとするが、その力は弱い。
知っている、本当は嫌がってないこと。
本当はして貰いんだよなぁ、Mだな、可愛い。
「今夜は寝かせねぇぜ?」
「ァアアアア!!!」
fin
久々の小説疲れた。
自分遅筆だからこの話書くのに1時間?くらいかけてる。
の割に内容薄いけどな!!
いやいいやろ。フン
自己満だしな!!がは!!
では、
散ッッッッッ
コメント
3件
初コメ失礼します…! シリアスとコメディの寒暖差…っていうんですかね… シリアスな感情と軽い感じの会話の温度差が本当にお上手で!!!! 好き過ぎて発狂しました!!!!結婚しましょ(((
え、めっっちゃ時差コメしつです() この作品まじで 過去1といっていいほど 大好きですいや愛してまs((((((() なんかもうほんとに 言葉にできないほど最高です💗💗 ((↑ただ単に語彙力ないだけ
最高すぎて泣きましたあああああああああああああああああああああ!!!!