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34 - 戸惑いの中に (zm×sha)

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2024年12月09日

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ㅤㅤㅤ ㅤ    ㅤ zm×sha

ㅤ          戸惑いの中に

ㅤ          監禁要素有

ㅤㅤㅤㅤ  ㅤ

ㅤ          zm『』

ㅤ          sha「」

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ㅤ ㅤ ㅤ

ㅤㅤ

ㅤsha視点

ㅤ俺は遠距離恋愛をしている

ㅤ俺にとって初めての遠距離恋愛。

ㅤ相手はゾム。俺の2つ上で

ㅤ俺より2年早く学校を卒業してしまった

ㅤ最初のうちはよかった、週3くらいで

ㅤ互いの家に通いあっていた

ㅤでも、ゾムの転勤の影響で

ㅤって言ってもゾムは悪くない。転勤なのが悪い

ㅤ優しくてノリが良くて。

ㅤたまに性格が悪いと思ってしまう、

ㅤもちろん、そんな所も含めて好き

ㅤそんな彼と久しぶりに会う約束をしていた

ㅤこの間会ったのが2月やから…

ㅤ1ヶ月ちょいくらいか? 今は3月。

ㅤ駅前に立っていると よ と声をかけられる

ㅤ「ゾム…!」

ㅤ『おひさ〜〜〜』

ㅤじゃ行こか、と腕を引っ張られる

ㅤ少しだけ強引な、そんな彼もまた好きで。


ㅤ「今どんくらい経った?」

ㅤ『まだ30分だってw』

ㅤ彼の運転は…まあ上手い…とは言えへんかも笑

ㅤ運転が下手な彼。 それでも

ㅤ酔ってない? と心配をしてくれる

ㅤ優しいなあ…とまた惚れて、

ㅤ目的地は聞かされていない

ㅤ今は海沿いの高速道路を走っている

ㅤ海にでも行くんかな…少し不安

ㅤ『そういえばさ』

ㅤこの沈黙を切り裂いたのは彼だった

ㅤ『前に一軒家買ったって言ったやん』

ㅤそう、彼は半年ほど前に一軒家を購入した

ㅤ最初は 彼女が出来たんちゃうか、浮気か?

ㅤと不安になって荒ぶった

ㅤ「…それで?」

ㅤ『住み慣れてきたからさ、その』

ㅤ『友達すら家に入れたことなくて

ㅤㅤどうせならシャオロンがええなって…』

ㅤなんてかわいいんだこいつは。

ㅤ嬉しさのあまり声が出ずぽす、と軽くいれた

ㅤ運転中に殴ったりしてごめんよ


ㅤ目が覚めた頃には真っ暗で。

ㅤ俺の違和感は働いていた

ㅤ「ゾム…?俺起きたけどどこ…」

ㅤ何度声をかけても返事は無い

ㅤ車の中かと思い辺りを探ろうと手を伸ばす

ㅤその時、じゃら、という音と同時に

ㅤ腕に負荷がかかった

ㅤzm視点

ㅤ『シャオロン、目ぇ覚めた?』

ㅤ手を思うように動かせられない君に近付く

ㅤそして彼に着けたこれ目隠しを取る

ㅤ「…ゾム?」


ㅤ彼の目には涙が溜まっていた

ㅤ『どうしたんや、なんで泣いてんの?』

ㅤ「だってゾムおらへんし…怖くて…」

ㅤ声が震えていた。

ㅤこんな弱々しいシャオロンは初めて

ㅤ戸惑いを隠せない彼にキスを一つ落とした

ㅤずっと俺が浮気してるんやと疑ってたやろ

ㅤ俺もずっとお前のこと信じれんかったやろ

ㅤにしても強引だと思った、自分でも思った

ㅤこんなこと、純粋で可愛らしいシャオロンに

ㅤしてもええんか…?何度も悩んだ、けど

ㅤ嬉しい とでも言いたげな彼の表情を見て

ㅤこんな心配は要らなかったなと

ㅤ俺の恋人がシャオロンこいつでよかったなって

ㅤ改めて思った

ㅤ                 終

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