俺はその顔に見覚えがあった、、
バンッ
と音が響いたと同時に、俺の喉からカヒュという音が鳴った
🥞「……………………、う”…あ”…」
「ご覧下さい!この青年はショットガンで撃たれても死には落ちなかった!これが黒百合の住民という証拠です!」
会場がざわつき始めたと同時に俺の頬に冷や汗が垂れた
「さぁ!まずは40万からです!」
60、80と1000人を超えた人達から数字が放たれる
「800」
「800が来ました!800を超える物はいますか?!」
シーンとさっきまで数字を放っていた奴らが何事も無かったように静かになる
☕「1000」
「せ、1000?!」
ざわざわとまた会場がざわつき始める
🥞「ぇ、?」
「せ、1000です!1000を超える者はいませんか?!…1000で締め切ります!それでは1660番の方こちらへ来てください」
とオークションの奴らに呼ばれ俺は呼ばれた方へ行く、それと同時に見覚えのあるやつも乱暴な方法で運ばれて行った
「ほら行け!」
🥞「ッ”」
☕「おい、」
「は、はいなんでしょうかお客様」
☕「そいつはもう俺の物だ手を出すな…それとも、殺されたいのか?」
「い、いいえす、すみません」
と怯え気味に言ってそいつらは去っていった、アイツらがいなくなった事を確認した俺は見覚えのあるやつに手を差し伸べた
すると案外すんなりと手を取ってくれて一緒に城へと戻った
ガチャ
と音を立て城のドアを開ける目の前にはメイドが立っていた
「おかえりなさいませ冬弥騎士団長」
☕「嗚呼、ただいま」
「もう夕食の準備は出来ていまu…ってえ?」
☕「?ああこいつの事がこいつは_」
闇オクで買ったと言おうとした瞬間俺はメイドに手を引っ張られメイドの後ろへと引き寄せられた
「冬弥騎士団長!この者に近寄っては行けません!」
☕「は?、」
それから周りに大声を出してどうしたと、他の騎士がやってきたするとその騎士達も見覚えのある奴に剣を向け始めた
「おい!メイド!冬弥騎士団長を安全な所へ連れていけ!」
「承知いたしました冬弥騎士団長着いてきてください」
すると後ろの方から神代先輩の声がした
🎈「ふぁ〜どうしたんだい?こんなに騒いで、」
あくびをしていたと言うことはさっきまで寝ていたのだろう、と騎士団が察し、神代先輩に謝り始める
「類騎士団長!睡眠中でしたか、いや、それ所ではなく、黒百合の住民が城に侵入したんです!それも冬弥騎士団長を脅して城の居場所を聞き出したんです!」
と嘘話を始める騎士に俺はイラッとした
すると神代先輩がこういった
🎈「本当なのかい?青柳くん」
☕「いいえ、こいつは」
「冬弥騎士団長は脅されて本当の事を言えないんだと思います」
☕「違う脅しなどはされていない」
🎈「まぁまぁ君達も少しは落ち着きたまえ、まずはその黒百合の住民に話を聞こうじゃないか♪」
「騎士団を滅ぼしかけた奴らの話なんて聞く程でも無いですよ!類騎士団長」
🎈「もう一度言うね、黒百合の住民くんに話を聞こうね」
と目が笑っていない微笑みを騎士団に見せる神代先輩、これには騎士団にも効いていて、騎士たちは神代先輩を通した
🎈「黒百合の住民くんと青柳くん少し来てくれるかな?」
☕「はい」
🥞「…………」
🎈「それで、君はなぜここにいるんだい?黒百合の国と僕達の国はすごく離れていて、黒百合の住民はもう来ないと思っていたんだけどね」
🥞「…………」
🎈「…話してくれないとなんの事情も分からないまま君を処刑する事になってしまうんだ、何か一つでもいいから教えてくれないかい?」
俺達は神代先輩の部屋に行きどうしてこいつがここにいるのかを聞かれた、俺は闇オクで買ったと一番最初に言った、その後神代先輩は見覚えのあるやつに話を聞く、だがそいつは話さないままずっと下を向いている
🥞「俺、黒百合の国にいたんだ、そしたらお前らの国の奴らが黒百合の国に入り込んできて、黒百合の住民を1人でもいいから寄越せよこさねぇなら全員殺すぞって言ってきたんだ」
🎈「それは、オークションの人達かい?」
🥞「おう、そんで、……そいつの近くにいた奴が人質に取られちまって、」
🎈「その人と君は仲が良かったのかい?」
と聞かれたそいつは頷いた、
🎈「その人の名前ってわかるかい?」
🥞「名前を知って何する気なんだよ、」
🎈「その人にも少し話を聞いてみようと思ってね、教えてもらいたいだけど、ダメかい?」
🥞「…………朝比奈、まふゆ、」
🎈(朝比奈まふゆ、黒百合の仕切り人か、)
🎈「ああ、そういえば名乗っていなかったね僕は神代類錬金術師さ♪」
☕「俺が青柳冬弥」
🥞「お前は知ってる、」
☕「え?なんで、」
🥞「オレは東雲彰人」
☕(東雲彰人、、聞いた事あるような、見覚えもあるし、俺はこいつとどこかで会った事があるのか?…)
俺はその後も彰人の事で悩み続けた
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