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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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は今晩、いつも通り仕事を終えて、いつも通りに帰路についていたはずなのに、一体どうしてこうなったんだろう? いや、本当に意味わかんないし!!!! ———-

—そんなことを考えている間に、気付けば目の前に血塗れの女がいた 女だと思っていたけどよく見ればそれは真っ赤に染まっているだけで服を着た女性だとわかる しかし、それがわかったからといって今の状況をどうにか出来る訳ではないのだけれど

『うぅ……お姉さんの血をちょうだい?』

はぁ!? な、なんだよコイツ、突然襲ってきたと思ったらなんも言わずに血ぃ吸われてんだけど! えぇ、怖すぎるんですけど。いやまあ確かに血が欲しいとは言ったけどさ。いきなり首噛んでくるとかあるか普通!? は、離れろぉ! このクソ吸血鬼が!……んぐぅ、ちょお力強いって! マジ痛いし力強すぎだってお前……うぅ〜!……ふへー。やっと離れたよ……ほんともうこいつ何考えてるかわからないんだからさ……とりあえず落ち着けよお前……

うん、まあ……いい加減慣れてきたかもしんないわ……あんたのその唐突さに。いつも通りだもんね。

ていうかこんな状況なのに落ち着いてられるわけがないじゃん???? なんなのこの2人? え?もしかしなくても知り合いか何かですか?!!?!!!!!!!!

(心の中で叫ぶモブ女さん。声に出さなくて偉い)

(心の中で拍手をするスタッフ。心の声漏れちゃいましたね……?)

(心の声で煽っていくスタイル)

【第6話】撮影会開始! ~~前回までのあらすじ~~

撮影会で巴ちゃんに会えた健屋花那ちゃん!今日こそ一緒にお出かけしたいと思いきや、「モデルだからそういうわけにもいかないんだー……」と言われてしまいました……。

巴ママからも「ごめんなさいねぇ、せっかくのお誘いなのに……」と言われたため、健屋さんとは2人で行くことにした。まぁ正直お泊まり会自体は前から誘われていたし、今更断る理由もないのだけれど……

問題はどこで開催するかという話になった時だった 健屋さんから提案されたのは”うちでやりましょうよ!”ということ。それは別に構わないのだが、彼女の家はなんというかまあその、普通の家よりかなり広い造りになっているので少しばかり気まずいというのが本音なのだ 前にも何度か遊びに行ったことがあるとはいえ、泊まるとなると話は別。そりゃもういろいろ考えちゃうわよね それに彼女は私が女だと知っている。つまり女の子の家に二人きりの状態でお泊まりするということになるわけだ。いくら彼女が友達だからといってさすがにマズイんじゃなかろうか。まぁそんな心配しなくても普通に寝れるけど しかし健屋さんの方はそんなことはまるで気にしていないらしく、早く来てくださいねと満面の笑みを浮かべている 可愛い顔して言うことが大胆すぎるんだわこの子。ほんとに成人済みなのかしら それから一週間後の日曜日、健屋さんの家の最寄り駅へと着いた。ここから電車に乗り込めばあと数分ほどで彼女がいる家に辿り着くことができるはずだ 改札を出るとちょうどよく目の前に見知った人物が目に入る。今日遊ぶ約束をしていた相手だ 向こうもこちらの存在に気付いたのか軽く手を振りながら近付いてくる

「こんにちはー花那ちゃん。待ってたよぉ」

いつも通りふわっとしていて柔らかそうな茶色い髪の女性、健屋さんの親友にして腐れ縁の仲でもある樋口晴乃さんだ その綺麗な瞳を見つめれば彼女の考えを読み取ることができた。これはおそらく何か企んでいるな、なんて考えているに違いない

「あ、あの……なんかすいません急に誘っちゃったりして」

「ん?別に大丈夫だよぉ〜?というより寧ろこっちとしては嬉しいくらいだしねぇ?」

ニヤッとした笑顔を覗かせる樋口さん。なんだろうか少し怖いぞこの女は。何を言われるのか想像できない。

「それでですね……」

(ゴクリ……一体何を言われんだ俺?)

「その、もしよかったら私が貴方の担当として担当させていただきたいのですが如何でしょうか?」

えーっとつまりどういうことだ。担当になってくれると言う事か。それは嬉しいけどもしかしたら面倒なことに巻き込まれたりしてないよねこれ大丈夫だよね?いやまぁ確かにあの日出会った時からなんか怪しいとは思ってたけどさ!まさかこんな事になるなんて誰も予想できねぇよ普通!!まぁでもあれだよ、悪い人に見えなかったし別にいいんだけどね。

「あ、えっとじゃあお願いしてもよろしいですか?」

とりあえず了承すると彼女はとても嬉しそうな表情をした。

うわぁ、めちゃくちゃ喜んでくれてるじゃん……そんな喜ぶもんなのかこれ?

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