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祐希side
‥‥躊躇いならがも、押し付けてくる俺よりも熱い唇の感触に、思わず口元が綻ぶ。
羞恥心のせいか、白い頬がピンクに染まり、行為を拒否するようにギュッと目を瞑る表情が‥堪らなく俺の嗜虐心を煽って仕方なかった。
ほら‥おざなりのキスでは赦さないと言ったお陰で、必死になって唇を合わせてくる。その様がとても可愛い。
触れるだけのキスで満足するはずもなく‥催促するように先端部分を咥え込ませている陰茎を、意地悪く揺すった。これだけでも充分、理解するはずだ。
藍は、観念したように赤い唇を開き、隙間から舌を差し込んでくる。オドオドしながら、俺の舌を探すように口腔内を舐め回す。
拙い仕草。性感帯を刺激する程の技量ではない。それでも、必死に舌を動かし、俺の舌に絡めようとする行為に、下腹部に熱が集中した。
目を固く瞑っている藍には、分からないかもしれないが‥顔を紅潮し、無理矢理キスをさせられている藍の表情から1秒だって目が離せない。
ああ、なんて可愛いんだろう。
体勢のせいもあるが、どうしても俺の唾液が藍の口腔内に溜まってしまう。受け入れるのを拒否するせいで、飲みきれなかった唾液が藍の顎を伝って落ちていく。
それでも、舌を喉奥に押し込むと、否応なしに受け入れるしかない藍は、数回ゴクリと喉を鳴らした。喉が動くたびに、藍の顔がしかめっ面になる。
本当に嫌なんだな。
全身で表しているのが分かる。だが、如何せん、俺は止める気など毛頭ない。
嫌がっていても、鬱陶しい程のキスをしていれば、ほら‥次第に淫欲の欠片が徐々に拡がる。
長く激しいキスの合間に、ふーふーっと藍の息遣いが激しくなり、時折喘ぎにも似た吐息が漏れ出る。
ああ、藍も感じているんだ。
そう思うだけで、下半身が痛いぐらいに刺激されて、仕方なかった。
キスをしたら、やめて上げると言ったが‥
ごめん、藍。
そんな気はさらさらない。
俺は、決めていたから。
藍を自分の物にしようって。
それが例え‥
許されない行為だとしても。
お前に恨まれる事になったとしても。
俺は、お前が欲しい。
だから‥
「‥ごめん」
長く執拗に口腔内を貪る内に、藍の身体の強張りが解け始めたのを見計らい、謝罪する。
それだけで赦されるわけがない事ぐらい、知っている。
でも、止められなかった。
謝罪の言葉を藍が理解する前に、先端部分をねじ込んでいた陰茎を、躊躇なく捩じ込んだ。
「い゛ッッッあ゛あ゛あ゛!!!」
柔らかい粘膜がぎゅうぎゅうと絡みつく。よく解したお陰で、切れることはなかった。
が、突然の挿入に藍の身体がフルフルと戦慄く。苦しげな悲鳴が零れた。
嘘つき‥涙を溜めた瞳がこっちを恨めしそうに見つめる。
大きな瞳から零れ落ちる涙で濡れる目元に唇を寄せた。
半ば強制的なこの行為に、心の中で詫びる。
それでも‥‥
止める気は無かった。
愛しい藍を手放さいように、さらにきつく抱きしめる。
もう何処にも行けないように。
コメント
4件
更新ありがとうございます! 優男の祐希さんじゃなくて余裕のない肉食系祐希さんも良いですなぁ🤤そして、食べられてる藍くんも可愛いですなぁ🤤 癒しをありがとうございます! 次回も楽しみです😊

更新ありがとうございます!! 1話更新される度に、私の寿命が伸びてる気がします(笑) これから2人はどうなっちゃうの〜!?とハラハラしながら、続きをお待ちしています