「会いたかったわけ」
ドキッとして振り返れば、プロフィール写真で確認していた、優しそうな顔の人が―――スズキくんが笑ってこちらを見ていた。
「はい、ツツイです……!初めまして」
「あっ、僕はスズキです。今日はよろしくお願いします」
優しく微笑んでくれる彼に、ほんのすこし気持ちが落ち着いて、ゆっくり向かいの席に腰を下ろした。
「そうだ、ツツイさん。同い年だし、もう敬語やめない?」
「あっ……。うん、じゃあふつうに話すね」
そうだった。チャットだと敬語だったけど、私もどうすればいいのか気になっていた。
スズキくんは「よかった」と言って、笑ってメニューを見せてくれる。
お互いアイスティーを注文した後、スズキくんが私に向き直った。
「えーっと、あらためまして、スズキです。チャットでも話したけど、ツツイさんのことは、25歳までに「この人!」っていう人を見つけたいってところに惹かれ*************************
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