この作品はいかがでしたか?
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主人公︰藤鳴 響(フジナリ ヒビキ)君
アヲノベルヘようこそ。まずは開いてくれてありがとうございます!
楽しんでくれると嬉しいデス
ガラガラ…
「お待たせ〜〜……あ゙〜疲れた」
3階の南棟、廊下の一番奥に追いやられた教室の戸を開く。
狭い上に部員もそこそこ多いため(8人)、居心地は良い…とは言えない。
生徒達の物置のようになっているだけあって、埃っぽくて鼻がくすぐったい。
…ここが蒼ヰ高等学校きっての色々やべぇ部活──〈アヲハル部(正式名称想作部)〉の部室だとは初見じゃ分からないだろう。
(まじで疲れる…この話出すんじゃなかった…)
…まあ仕方が無い。じゃんけんで負けて仕方なく全員分の飲み物を買って帰ってきたのだ。俺が「じゃんけんで負けたらジュース奢り」なんて言ったから…
「ん?あ、おかえり〜!」
1番に気付いたのは、スマホで何かを連写しながらにやつくロングの男子生徒。この明らか周りから浮いている彼は、1年生の異端児こと〈華崎 明威〉─通称〈メイ〉だ。
彼の目線の先に見える、明らかヤバそうな物体は…
「やぁやぁ、おかえり我が友よ!!」
と、自慢気に胸を張る3年生の生徒〈アヲ〉が作った…
…いや、生み出した─
─作品(?)である。明らかに禍々しい雰囲気を放っていて、不気味だ。
「ナ…ナニコレ」
恐る恐る聞いてみる。アヲはこのゲテモノ妖怪を見て少し考えた後…
「うさちゃん。」
…こう答えた。
「ングッ……w」「ふふっ…w」
誰かが吹いた。
「…笑うなら笑えば?」
教室の隅で2人組がぷるぷるしている。
顔を手で覆っている黒髪ウルフが、俺と同じ2年生の〈鳴宮 暁〉だ。
隣で床に突っ伏しているのが3年生の〈文月 聖葉〉。
普段見ないコンビだが、何をしていたのだろうか。
(素直に笑えばいいのに…)
ガラガラ…
「お、帰ってきたか。お疲れさん」「おつかれ」
男子生徒2人が何やら荷物を抱えて教室に入ってくる。多分、何か作るための道具だ。
前髪を真ん中で分けた黒いロングヘアの生徒が3年生の〈蓬莱 伊織〉
マッシュウルフ(もどき)の襟足を結んだヘアスタイルの生徒が1年生のクロ君こと〈石黒 海音〉だ。
「……」
その後ろで分厚い本を読みながら突っ立っているショートヘアが〈ヰロハ〉だ。こんな見た目でも、アヲの双子の兄である。
遺伝子がどうなったらこの双子が出来上がるのか、未だに分からない。
─部員は俺合わせてこの8人。どうやってまとめんのか不思議で仕方ないが、上手いこと丸まって(?)いる。
たまにとんでもない事が起こるが、それはそれでなかなか楽しい。
─なんだかんだ、この部活が1番いい。
これからもよろしく、アヲハル部。
〈エンドロール〉
創作たちで新しいノベルを作ろうと思い、今日プロローグ編を書きました。
創作くん達を知ってくれるとイイナ
気になった点などあればコメントで教えてください。
いいねしてくれると嬉しいです
ここまで見てくれてありがとうございました^^
プロローグ[終]
コメント
2件
表現の仕方が上手すぎます!