「……スレイプ、はルシャ……とは長いのか? 上司と部下って感じじゃなかったが」
「……………………」
町を出てからというもの、こんな独り相撲がずっと続いていた。黙々と先陣を切るスレイプと、オドオドと後に続くラクスに挟まれ、困り果てたミツキが延々と独り言を呟き続ける。
「せめて俺達にも、依頼の情報位共有してくれないか? どこに向かってるかも分からないんじゃ、仕事のしようがない」
「……依頼書のデータは送ってあるだろ。勝手に読んで、勝手にしろ」
「申し訳ありませんスレイプ様。ミツキ様はまだ文字の読み書きは出来ないんです」
「あぁ!? なんじゃそりゃ、普通に会話出来るからてっきり……フンッ。神だかなんだか知らないが、文句があるならさっさと帰れ」
「……なぁスレイプ、俺が気に入らないのは分かるし受け入れるけど、そんなんじゃ依頼に支障をきたす***********
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