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臣桜
50,557
畝澄ヒナ
119
#短編
五來 小真
29
そしてコロンと私の体を転がすと、露わになったお尻を撫でてくる。
「やっぱりエッチだ。……ん」
彼はお尻を撫でながらも胸を揉み、またキスをしてくる。
私はお互いの舌を絡めるいやらしいキスをしながら、頭をポーッとさせて尊さんに夢中になっていく。
やがてお腹の奥が甘く疼き、蜜を滴らせていくのを知る。
尊さんはまた私を仰向けにさせ、キャミソールを捲り上げると乳首に吸い付いてきた。
「はぁ……っ、あぁ……」
彼はぷつんと勃ったそこに舌を絡め、チュッと吸って甘噛みする。
それだけでゾクゾクとした愉悦が襲ってきて、思わず腰を揺らした。
尊さんは秘唇に手を這わせ、すでにぬるついた場所を指先で往復させる。
「は……、あ……」
早く刺激が欲しくて堪らない私は、焦らされているのを感じながら、物欲しげに腰を突き上げる。
尊さんは指先で秘唇をそよがせたあと、蜜孔を揉んでからヌプ……と指を一本挿し入れてきた。
「ん……っ、ぅ……」
――入ってくる。
悦びを得た私はボーッと目の前の空間を見つめ、与えられる快楽に集中する。
同時に尊さんは淫芽を親指で転がし始め、私はビクンッと腰を跳ねさせた。
蜜壷の中では指が静かに動き、陰核の裏側辺りを執拗に擦ってくる。
「あ、あ、あ……っ、ん、ゃ、あ……っ」
クチュクチュと蜜孔に指が出入りする音は次第に激しく、粘ついて泡立った音になっていく。
すぐに高まりを迎えた時、キュッと乳首を甘噛みされ――。
「んぅうう……っ!!」
私は体を丸め、ビクビクッと痙攣して達ってしまう。
「よし、次は指二本な」
「そんなぁ……」
達ったばかりなのにハードルを上げられ、私はとろけた顔で尊さんの手首を押さえる。
けれど容赦なく指二本を潤んだ場所に挿入され、「んんっ!」と顔を仰のけた。
「あ、は、ぅ……っ、うぅ……っ、ぁ、や……っ」
尊さんは決して乱暴にしないのに、秘所からはグチャグチャニチャニチャと物凄い音が立つ。
「やだ……っ、やらし……っ」
喘ぎ声が漏れるのが恥ずかしく、私は両手で口元を押さえる。
「もっと声出せよ」
スイッチの入った尊さんが嗜虐的な笑みを浮かべるけれど、私はキャミソールの生地をギュッと握って拒否した。
「や……っ」
「ふぅん……?」
愉しそうに目を細めて小首を傾げた尊さんは、ツゥ……と脇腹に指を滑らせた。
「んっ!」
身をよじらせた私が腰を浮かせた時、深い場所まで指が潜ってきた。
「んぅぅぅああああっ!」
ポルチオでも感じるよう躾けられた体は、深部を探られて私に強い快楽を伝えてくる。
愛撫を受けた体は十分に反応し、子宮口が下りてきている。
おまけにチュピチュピと音を立てて淫玉を撫でられ、二度目の波が訪れようとしている。
「待って……っ、待っ……っ、――――んうぅうううぅうう……っ」
両手で思いきり尊さんを抱き締めて絶頂すると、彼は「頑張ったな」と微笑んでチュッとキスをしてきた。
涙目になって、はふ、はふ……と呼吸を荒げていると、尊さんは私の涙を舐め取る。
「つらかったか?」
こんな気持ちいい想いをして、「つらい」なんて言えない。
「……ううん」
「おかわりするか?」
前戯の続きを促され、私は小さな声で答えた。
「……尊さんがほしい」
「ん、分かった」
彼は微笑み、汗ばんだ私の額にチュッとキスを落とすと、下着ごとハーフパンツを脱いだ。
(あぁ……、綺麗だな)
ぼんやりと尊さんの裸身を見ていると、私もキャミソールを脱がされる。
そして彼は私を見て呟く。
「すげぇ綺麗な体をしてるな」
私と同じ事を考えていたので、思わずクスッと笑ってしまった。
コメント
1件
「おかわりするか?」って尊さんの台詞、すごく良かったですね。前戯が続く中で、彼女が「つらい」と言えないほど気持ち良さに浸ってる感じが伝わってきて、しかも最後に同じことを考えて笑い合う二人の仲の良さにほっこりしました。濃密なエロティックシーンだけど、尊さんの優しさと二人の関係性の温かさがちゃんと見えるのが素敵だなって思います。