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前回(縛られたコントラクティー)の続きを白河翠さまのリクエストで描いたやつです。
ラクティーが情緒不安定すぎるよ笑
コンシリエーレがラクティーに甘すぎるし、
そしてマフィオソがいまだに悲しそう🥺
この世界観ほんと何なのw
ここからセンシティブ?
ラクティーに媚薬飲ませたやつもリクエストもらったので描きましたー
(ラクティブームらしい)
自分のネクタイ咥えてるんですが分かりづら😅
いや、リクエストはいいんですが、上の媚薬ラクティーを違う身内に「描いたよー!」と見せたら「草」の一言で一蹴されたのが悲しかったですw
ウケ狙いじゃないわwこちとら大真面目だわww
そして絵を渡したら「小説で書いて!」と言われたので作りました↓
深夜のソネリーノ・ファミリー本部。
重厚なオーク材のデスクが並ぶ執務室には、振り子時計の刻む音だけが静かに響いていた。
「……ふぅ。これで本日の裏帳簿の照合は完了ですね」
コンシリエーレはシルクハットを脱ぎ、美しく手入れされた長髪を指先で軽く払った。
冷徹な知略家として知られる彼の眼光は鋭く、普段は誰も安易に近づけない雰囲気を纏っている。
手元には、先ほどチャンスの経営するカジノから持ち帰らせた高級ウイスキーのボトル。
ボスのために買い取ったものだが、毒見と検分を兼ねて自分がグラスに注いだところだった。
その時、執務室のドアがバタンと荒々しく開いた。
「リエーレ……っ、なん……か、体が熱い……です……」
立っていたのは、コントラクティーだった。
普段は黒いキャプテンハットにヘッドホンをかけ、どこか浮世離れした天然な笑みを浮かべている彼が、今は壁に肩を預け、荒い息を吐いている。
腕に抱えていた木の板(釘バット)が、乾いた音を立てて床に転がった。
「ラクティー? どうしました。……顔が異常に赤いですが」
リエーレは眉をひそめ、素早く駆け寄るとラクティーの額に手を当てた。
そこから伝わってくるのは、尋常ではない熱気と、微かな甘い香気だった。
「チャンスに……『ボスへの贈り物だ』って渡されたドリンクを……僕、喉が渇いてたから飲んじゃって……っ」
「……あの男の差し金ですか」
リエーレは瞬時に状況を理解した。
チャンスが仕掛けた不快なイカサマ――性的な衝動を増幅させる特殊な毒、すなわち「媚薬」だ。
本来はマフィオソ(ボス)に飲ませるつもりだったものを、天然なラクティーが途中で横取りするように飲んでしまったのだろう。
「はぁ……っ、リエーレ……手が、冷たくて……気持ちいい……」
ラクティーは白シャツのボタンを乱暴に引きちぎり、胸元を大きく肌蹴させた。
普段のぽやぽやとした雰囲気は霧散し、潤んだ瞳がリエーレを上目遣いで見つめる。
彼は感情の赴くまま、リエーレの白手袋で覆われた手首を掴み、自身の熱い首筋へと引き寄せた。
「っ……! 乱れるな、ラクティー。今、解毒薬の手配を――」
「嫌だ……薬なんて、いらない……。」
「なんか、身体の奥が……うずうずして、頭がおかしくなりそうなんだ……」
ラクティーはリエーレの胸元に顔をうずめ、白シャツとベスト越しにその体温を貪るように擦り寄った。
ヘッドホンがズレ落ち、白く細い首筋が無防備に晒される。
熱に浮かされた吐息がリエーレの耳元を掠め、腰が情けなく砕けて床へと崩れ落ちそうになる。
それをリエーレは、腕を回して力強く受け止めた。
「……まったく。お前という男は、どこまで愚かで、どこまで……隙だらけなのですか」
リエーレの冷徹な瞳に、仄暗い熱が灯る。
普段はボスの忠実な参謀として冷静沈着を貫いている。
しかし眼前の部下のあまりに無防備な姿、そして立ち上る甘い香りに、理性の糸が微かに軋みを上げた。
リエーレはラクティーの頭の後ろに手を回し、そのまま強く自分の方へと引き寄せた。
「ん……っ!? んむ……っ」
容赦のない、深すぎるキス。
リエーレの唇がラクティーの熱い唇を割り、舌を滑り込ませる。
媚薬の毒気に当てられたラクティーは、喘ぎ声すら満足にあげられず、リエーレの黒いベストの布地を固く握りしめた。
口内で解ける吐息と、舌が絡み合う湿った音が、静まり返った執務室に響き渡る。
「ふはっ……ぁ♡ リ、エーレ……っ、息が……っ」
「……体中の熱を、吐き出しなさい。チャンスの毒など、私がすべて上書きしてあげます」
リエーレの手が、ラクティーの白シャツの隙間から滑り込み、熱を帯びた腹部から胸元へと這い上がった。
指先が触れるたび、ラクティーの背筋が跳ね、小さく可愛らしい悲鳴が漏れる。
「あ……っ♡ だめ、そこっ……なんか、ぞくぞくする……っ!」
「ダメではありません。お前が私を煽ったのですよ。……覚悟しなさい、ヒットマン」
リエーレはラクティーの腰を抱き上げ、容赦なく執務机の上へと押し倒した。
散らばる書類。
傾く万年筆。
そして、シルクハットを完全に脱ぎ捨てたリエーレは、ラクティーの細い首筋に深く歯を立て、己の所有印を刻み込むように噛みついた。
「あぁっ! んっ……♡リエーレぇ……っ!」
媚薬の熱と、冷酷な参謀の口づけ。
二つの快楽の波に呑まれながら、ラクティーはリエーレの首に細い腕を回し、さらに深くその身体を求めてしがみついた。
翌朝。
澄み渡る朝日が執務室の窓から差し込む中、扉が静かに開いた。
真っ黒なコートを羽織ったマフィオソが、金色の鎖を揺らしながら入ってくる。
「おい、リエーレ。昨日の裏帳簿の件だが――……って、なんだこれは!?」
マフィオソの視線の先には、荒れ果てた執務机。
そして、その上でリエーレの黒いコートを掛けられ、キャプテンハットを深く被り直してぐっすりと眠っているラクティーの姿があった。
その首筋には、はっきりと残る赤紫色の痕。
その傍らで、寸分の乱れもないスーツ姿に戻ったリエーレが、静かにティーカップを傾けていた。
「おはようございます、ボス。帳簿ならこちらに。それと……チャンスのカジノへ送る『抗議状』の準備も完了しております」
「あ、いや……それよりラクティーは……?」
「少々、タチの悪い毒に当たりましてね。……私が一晩かけて、完全に『解毒』しておきました」
シルクハットの下の瞳を怪しく光らせるリエーレと、彼のコートに包まれて幸せそうに息を吐くラクティー。
マフィオソはフェドラ帽のつばをぐっと引き下げ、深く深く溜息をついた。
「……ハァ。……お前ら、次はもう少し場所を考えろ」
ファミリーの朝は、今日も今日とて頭痛と愛憎に満ちあふれていた。
おわり。
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