テラーノベル
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翌朝。大豪邸のダイニングルームでは、偽プリテオが我が世の春を謳歌していた。純銀の皿に盛り付けられたのは、最高級の「ツバメの巣とトリュフ添え・特製マグロジュレ」である。
「チッ、なんだこのヌルヌルした上品ぶった泥水は。俺はもっとこう、ガツンとくる塩気が欲しいんだよ!」
偽プリテオは銀皿を前足でガシャーーーン!!!とひっくり返すと、マリアーダイアが優雅に食べようとしていた朝食の「最高級西京焼き(鮭)」目がけてテーブルへと大ジャンプ!鮭の切り身を丸ごとくわえ、床にポイッと落とすと、前足で豪快に引きちぎりながら骨ごとバリバリと貪り始めた。テーブルクロスは汚れ、マリアーダイアの顔にタレが飛び散る。しかし。
「……素晴らしいわッ! 焼き魚を床で直喰い! これぞ大自然のバイブス! アニマル・プラネットのドキュメンタリーを特等席で見ているようだわーーー!!!」
マリアーダイアの全肯定フィルターは、すでに限界を突破して新世界へと突入していた。即座にスマホを取り出し、「#ワイルドキャット」「#反抗期たまらん」とハッシュタグをつけてSNSに動画を投稿し始める始末である。
(……あのおばさん、本当に病院に行った方がいいのではないだろうか)偽プリテオすら、若干引き気味に鮭をモグモグと咀嚼した。
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コメント
1件
あーもう、偽プリテオのやんちゃっぷりがすごく可愛いと同時に、マリアーダイアの全否定できないフィルターが面白すぎて笑っちゃいました🤍 特に「#ワイルドキャット」「#反抗期たまらん」のハッシュタグでSNS投稿しちゃうところ、完全に親バカを通り越して新世界行ってる…! でも偽プリテオが「あのおばさん、本当に病院に行った方がいい」って呆れてるのがまたツボでした。この絶妙な温度差、めっちゃ好きです。次話も楽しみにしてますね🌙