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無理して…

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無理して…

第1話 - 話さなくていい

261

2023年04月13日

#stxxx

#ご本人様には関係ありません

#兄弟

#学校

空(くぅ)

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空(くぅ)

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青くん主人公

⚠メンバー　青　桃　紫

⚠言葉が片言(カタコト)みたいな感じです

基本何でも良い人向け

担→担任

男→男子

他→その他の男子

女→女子

青波side＿＿＿

担「ちょっと孤立してるように見えるんだけど…」

担「グループワークとか…行事系やりにくくない？大丈夫？」

青「え…ｯと､､､」

青「全然大丈夫､､です…」

担「本当に？」

青「はい…僕､､その…あんまり…」

青「友達とか､､作らない…タイプなので…」

青「はぁ……」(外を眺める)

男「ﾁﾗｯ……」

別に友達とか本当に要らないんだけどな…

ﾄﾝﾄﾝ…

ﾋﾞｸｯ…

男「あのさ…」

青「…？」

男「今日提出の国語のプリントやった…？」

青「ｺｸ…」

男「見して…くれたり？」

青「…ｺｸ」

男「まじっ！！ｷﾗｷﾗ」

男「ｶｷｶｷ…」

青「…ぁ､､あと2分しか…ないよ…？」

男「ﾁﾗｯ…」

青「ぁ､､､何でも…ない」(外を眺める)

男「青波ってさ、なんで友達作んねーの？」

男「あんま喋らないし」

青「ぃ､､いや…別にｯ…」

青「……友達､､欲しいとかｯ…思わないし……」

男「ふーん…」

男「頭良いしすぐ友達出来て中心に入れそうなのにな」

青「…………」

キーンコーンカーンコーン〉

男「まじ助かったｯ！さんきゅっ！」ﾄﾞﾀﾄﾞﾀ

青「ぅ…ぅん､､､」

先「はーい、教科書開いてー」

青「………」(外を眺める)

国語は苦手な教科の1つ

国語自体が嫌いなわけじゃなくて…

国語の授業で……

女「青波くん…」ﾄﾝﾄﾝ

青「ﾋﾞｸｯ…」

女「54ページ…青波くんの番…」

先「早く読めー」

青「ぁｯ…はいｯ､､､」

男「ﾁﾗｯ…」

青「えｯ…と…」

青「形容詞の連用形でｯ…」

青「ご､､ございますなどの…丁寧､な言葉…」

青「ただいまぁ……」

紫･桃「おかえりー」

紫「どうした？あんま元気ないね」

青「……と､友達って作んなきゃ､だめ…なのかな､､」

紫「どうしてそう思うの？」

青「ん､､な…んか」

青「担任に…グループ､､ワークとか行事とかって……色々言われ､たり」

青「クラスの子､､にも…友達作ん､ないの？って…」

紫「うーん､､作りたくないなら別に無理して作らなくていいと思うよ？」

青「そう…だよね」

男「おっはよー」

青「………」(本読んでる)

男「ねぇ聞け？」

男「数学のテスト18点だったんだよぉー」

他「まじかよww」

他「補修おつ」

他「誰かに教えて貰ったら？w」

男「青波に教えて貰おっかなw」

他「青波話しかけづらくね？」

男「俺らのクラスで頭良いの青波くらいだろ」

他「まーそうだけど、無口じゃん」

男「勉強教えて貰うのに無口とか関係なくね？」

他「そうかー？」

男「伝われば何でもいいだろw」

他「まずは友達からだろ」

男「でも普通に青波と友達なりてー…」

他「ま、補修も友達作りも頑張れー」

男「もっと心から応援しろ！」

青「………」

友達……僕と､､､？

いやいや…そんな……､､

青「…………」

桃「………」

桃瀬くん…もう寝た､､かな…？

青「……桃瀬､くん…？」

桃「ｯん…？」

青「ぁｯ…あの､､さ」

桃「うん」

青「…とｯ､友達が…喋ら､､､喋らなかった…ら」

青「いやｯ…？」

桃「友達なのに話さないってこと？」

青「ｯ…うん」

桃「いいんじゃない？」

青「ぁ､､あのｯ…ね」

桃「すげー良い友達じゃん」

青「そうｯ…なの､かな」

桃「そいつがそう言ってるんだったら大丈夫だよ」

青「………」

桃「…別に無理して話す必要なくね？」

青「ｯそう…？」

桃「友達って思ってる以上にすごい奴だよ」

桃「話すとか遊ぶとか、そういうのよりもそばで過ごしてるだけで楽しいんよ」

青「…そば､､」

青「ｶｷｶｷｯ……ｶｷｶｷ､､､」

桃「ん、おはよ」

青「ぁｯ…おはよｯ､､」

青「ｶｷｶｷｯ…ｶｷｶｷｯ…」

桃「………」

青「ｶﾞﾗｶﾞﾗ……」

ﾃｸﾃｸ…ﾊﾟｻｯ(紙を置く)

変な､､奴じゃない…よね……

男「おっはよーｯ！！」

男「ん？」

男「ﾊﾟﾁﾊﾟﾁｯ…ｷﾗｷﾗ」

ﾄﾞﾀﾄﾞﾀﾄﾞﾀｯ…

男「お前最高かよｯ！！」

青「ぁｯ………ぅん」

男「なぁ今日暇？」

青「ｺｸ…」

男「数学教えて(小声)」

青「ｺｸｺｸｯ…」

男「これなんだよー！」

青「ここｯ…は､､､」

(桃「別に無理して話す必要なくね？」)

青「ちょｯ…と､､待って…」

男「おう！」

青「ｶｷｶｷｯ……ｶｷｶｷ､」

男「まじでなんなの､､こんなん中学生でやるもんじゃねーよ…ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ」

男「ほんとに…数学考えた奴誰だよ…ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ」

青「ｯ…これ､､」

男「…………」

やっぱ喋んないとｯ……

青「……ぁ､､」

男「お前まじで天才…」

青「ぇｯ？」

男「めっちゃ分かりやすいんですけど！！」

男「え…何この教科書よりも分かる図と言葉！！」

男「補修なんかよりも絶対良い！！」

男「やっぱ青波頭良いな！」

青「…ﾆｺｯ」

青「ぁｯ､､ありがとｯ…笑」

男「……ﾆﾊﾟｯ!!また教えて！」

青「…も､､もちろんｯ…」

(桃「そばにいるだけで楽しいんよ」)

Next＿頑張ろうとしなくていい