『私を見て』
※本作品はノンフィクション作品です
一部暴力や虐待等の表現がございます、見るのが辛い方はそっと閉じて下さい
では、物語の中へいってらっしゃいませ、、
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雅side
みんなが気を使ってくれている、なんか嬉しいというかすごいソワソワしてしまう
あの人達にはこんなことされたこと無かったから妙にふわふわしてしまう
ん、けど今は一郎が隣にいる、居てくれるんだ
雅
「東京の時よりもやっぱり道のり長め?」
八木
「そうだね、けど寝てればあっという間に着いちゃうんじゃない?」
雅
「昨日たっぷり寝っちゃったし、、寝れん」
八木
「じゃあ、好きなボカロ曲でも聴き合う?」
雅
「それいいねっ!!そうしよ!」
おもむろにスマホを取りだし、お互いの好きな曲やおすすめの映画を見たり聴いたりした
少し休憩がてらサービスエリアで朝食を食べることにした
八木パパ
「一緒に食べるか?それとも別々になるか?」
八木
「んー、雅と一緒に食べようかな、2人でご飯食べてきなよ」
八木ママ
「あらっ、いいの?じゃあ甘えちゃおうかな」
八木パパ
「じゃあそうしようか、1時間後に車集合でな」
八木
「はーい」
2人で何を食べようかと話しながら、俺はうどん、一郎はラーメンを選んだ
雅
「んっ!!海老が美味そうすぎるっ!!」
八木
「熱いんだがらちゃんとフーフーしなよ?」
雅
「わかってるっ!」
八木
「隣で並びながらいつも食べてるけど、なんか今日はわくわくするね」
雅
「ん?なんで?」
八木
「初めての遊園地デートでしょ?あっちでもスマホはお互い持ってるし、別行動になると思うし」
雅
「そういうこと?だから今日はペアルック?」
八木
「まぁね、2人でいっぱい色んなもの乗ろう!雅のしたいこと沢山して、夜は温泉にゆっくり浸かろ」
雅
「ん?ゆっくり浸かるのはいいけど別々なんじゃ?」
八木
「いや、後でお父さんがサプライズって言ってたけど、今日実は旅館泊まるんだよ」
雅
「えっ!!そうなの!?部屋はお父さんお母さんと一緒?」
八木
「いや、気を使ってくれて、俺らと両親で分けてくれたみたい」
雅
「んっ、、そうなん、、だ、」
八木
「雅?今明らかにエッチなこと考えたでしょ?」
雅
「考えて、、ない、もんッ!!」
八木
「その顔は明らかに考えてる顔だけどねwまぁ別に俺はいいけどね」
雅
「ほら、さっさとご飯食べて戻るよっ!!」
八木
「あーいw」
ご飯を食べ、少しお土産コーナを見ていた
雅
「見てみて!これ、可愛いー!!」
八木
「確かに、これ可愛いな、買うか?」
雅
「んー、、けど遊園地で沢山買えるし我慢する!!」
八木
「まぁ帰りも寄るし大丈夫か、そいやお父さんたちもう車居るって」
雅
「やばいじゃんっ!急いで戻ろ!」
八木
「おぉ、うん!」
そして急いで車へ戻りまた某ネズミーランドへと向かった
八木パパ
「おーい着いたぞー!」
雅
「んっ、、寝てた、あっ!着きました!?」
八木ママ
「そうよ、着いたわよ」
八木
「おぉ!すげぇ、久々に来た!!」
雅
「初めてのネズミーランドだぁ!!わー!」
車内でひとしきり騒いだ後車をおり、中へ入った
八木パパ
「お前ら2人スマホちゃんと持ってるか?」
雅
「持ってまーす!」
八木
「持ってるよ」
八木ママ
「じゃあ別々で行動しましょうか、迷子ならないでね?」
八木&雅
「「はーい」」
まず2人で入ったのはカチューシャなどが売ってるところだった
雅
「これ一緒につけよー!」
八木
「うん、いいよ、一緒につけよう」
お揃いのカチューシャを買い、付けたあとお互いの好きな乗り物を乗ったり、お昼ご飯を食べたりした
雅
「あぁ、、疲れたぁぁ、、、さすがにはしゃぎすぎた、」
八木
「ふっ、、w可愛いかよ」
雅
「もぉ!笑わないでぇー!!w」
八木
「疲れてるだろ、ほら、おいで」
雅
「んー?どしたの?」
そう言いながら八木の方へ近づいたら、俺の事をおんぶした
雅
「わわっ、!ちょ、恥ずかしいよ、、」
八木
「座れるところまでこれで我慢して」
雅
「んー、、あーい、」
そう言うと俺は一郎の肩に顔を埋めた
恥ずかしさで顔が真っ赤なのを周りの人に見られたくなかったのだ
どんどん男らしさが増す一郎に戸惑いを隠せずにいた
いつかこのまま誰かに取られてしまうんじゃないかと不安が募るが一郎は俺のことが大好きだからと思うしか無かった
そんなことを考えていたらいつの間にかベンチに着いていた
八木
「ほら、座りな」
雅
「ん、ありがと〜」
八木
「少し休もうか、そろそろ日も暮れてきたしな、お父さん達に連絡してみるか」
雅
「うんっ!」
一郎がスマホとにらめっこしている時いつもよりかっこよく見えた
いつもかっこいいんだけど、真剣な顔がなんか、、妙にかっこよかった
けど今日は旅館に泊まるんだしっ!!楽しみは後に取っといた方がいいよね?
八木
「ん、お父さんたちがそろそろ集合しよっかって、どうする?」
雅
「うんっ!集合しよ〜」
八木
「わかった、じゃあそう返信しとくよ、そろそろ行こっか?」
雅
「あーい!!」
そういうと二人でお父さんお母さんが待っているところまで行き、合流した
旅館に向かう道中2人ともはしゃぎすぎてしまい車の中で寝落ちしてしまった
八木ママ
「ほら、2人とも〜?着いたわよ〜!」
八木
「んんっ、、、ついた?」
八木パパ
「あぁ着いたぞ、ほら雅ちゃんも起こしてやれ」
八木
「雅〜、おきろー、着いたぞ〜!」
雅
「んん、、もう、ちょっ、、と、、」
八木
「だーめ、ほらちゃんと起きなさーい!」
雅
「ん、、わかったよぉ、、、」
俺は渋々起き上がり、旅館の部屋に向かった
八木パパ
「じゃあお父さん達は部屋行くからな?ご飯の時になったら連絡するからな」
八木
「はーい」
俺達は少し急ぎ足で部屋に入った
雅
「わーい!!部屋ひろーい!」
八木
「だな、部屋広いなぁ、、なぁ雅」
雅
「ん、?」
一郎はそう言うと俺の腰を抱き引き寄せキスをした
俺は少し戸惑ったがされるがまま身を預けた
お父さんとお母さんが居ないところで体を重ねるのは久々だったのもあり、夕飯の時間まで体を重ね続けた
そして夕飯の時間になり、お父さんたちとご飯を済ませたあと、お互いの部屋に戻った
八木
「雅、おいで?」
雅
「んっ、、」
一郎はそう言うと自分の膝をぽんぽんとし俺を膝の上に乗っけた
するとおもむろにカバンから指輪を取りだした
八木
「なぁ、、雅、少し早いかもだけど、、これペアリング」
雅
「えっ、、?」
八木
「ずっと雅だけ愛し続けるよ、永遠の愛ってやつ、、?」
雅
「何それ、、も、こんなことされちゃあ、」
あまりの嬉しさに涙が込み上げた、そんな俺を見て少し戸惑いながらもまた優しくキスをしてくれた
初めての誓いのキス
お互いがお互いを一生愛し続けるとそう誓った
まだ中学生だが、よぼよぼになるまでこの人とずっと一緒にいたいと思えた
これから先何があろうが俺は一郎をずっと愛し続けるよ
いつかまた大きくなった時にきちんとした場所で誓い合おう
ほんとの永遠の愛を
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『私を見て』 16話 永遠の愛
いかがだったでしょうか?
今回は今回で2人のイチャイチャシーン爆増となりました!!
ということは、、?雑談でも話させていただいた雅と八木の官能小説でご覧頂こうと思いますっ!!!
まじで色々と頑張りますので、そちらもご覧いただけると嬉しいです!
では、また次のお話でお会いしましょう、、
次回 『私を見て』 17話 進級